劇場公開日 2014年9月6日

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「単純に面白く見られました。」フライト・ゲーム ざここさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0単純に面白く見られました。

2021年4月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

悲しい

興奮

知的

今更ながら見ました。思ったこと感じたことを連ねます。
普通に面白いです。私は頭がポンコツなのでツッコミどころは特に出てきませんでした。内容が大人っぽかったからかもしれませんが。

今作は飛行機内で20分毎に一人ずつ殺します、お金をくれれば解放します、という趣旨のハイジャック事件のお話。
よくある主人公像といえば推理力に長けている頭のいいヒーローなのでしょうが、今作の主人公は不完全、機内でタバコを吸う、勤務しながら飲酒など、冒頭から色々やってます。これが航空警察というから驚き。それに冒頭からなんだか主人公は絶望の表情をしています。背景のライティングも暗め。何かあったんだろうと推察できます。
俳優のリーアム・ニーソンさんはこのような台詞がなく音響とカメラに映るだけの目で感じる描写の演じ方が大変上手い役者さんだと感じました。

映画のシナリオがある上での主人公がハイジャックから乗客を救うのであれば完璧に推理してその場を収めることができるのでしょうが、この映画の主人公は不完全で脆い、一線超えたら危ないかもしれない、でもまだまともな航空警察、という位置付けなのだと私は捉えました。等身大の人間たった一人で乗客全員を救わなければならないとなったとき、冷静に一つ一つ問題を潰して行ったとしてもシナリオ通り全部うまくいくはずもないと思うので。

それから映画本編の後半、メディアから世間に主人公の経歴が知られ、晒し者にされたときに主人公の心からの誓いと「それは全て事実、(中略)皆さんを救いたい。」という決意を含めた言葉が、私にはとても魅力的に見えました。
おそらくそのシーンで主人公の経歴やプロフィールが紹介されたのだと思いますが、30〜40秒ほどでしたか、あの短時間でぎゅっとセリフをまとめつつ場面に浮くこともなく伝えるところをしっかり伝えたシーンは私は大変好きでした。

クライマックスのラスト10分ほどはハリウッドらしいアクション全開の主人公かっこいいシーンがいっぱいでした。舞台が飛行機なので飛行機の部品を使いながらのアクションは見ていて楽しかったです。

それから副機長、ラスト惚れてしまいそうでした。
メガネ男子がまじになってメガネがガッと外れるシーンは「うぉっっ」って声出ました。演出素晴らしかったです。

ざここ