「宗教は恐ろしい」サクラメント 死の楽園 Ken@さんの映画レビュー(感想・評価)
宗教は恐ろしい
アマゾンプライムで鑑賞。
この映画は1978年、アメリカで実際に発生したカルト教団「人民寺院」による集団自殺事件が基になっています。私はこの映画を見るまでは知らなかったですが、見終わった後に知らない人の言葉を信じすぎると、悲惨な最期を迎えてしまう恐ろしさが伝わってきました。
また、全編定点カメラで撮影されていた所も新鮮で、リアルな事件現場に入り込んだかのような恐怖もありました。
余談ですが、私は東京で宗教喚起を受けた経験がありました。しつこく誘われたので仕方なく、小さな教会へ向かいました。そこで儀式のようなものを行い、個人情報まで書かされました。帰宅後にネットで調べたところ、そこに入ると二度と辞めることができず、家族の元に帰れなくなることを知りました。慌てた私は、すぐにその連絡先を削除し、メールも受信しない設定にしました。幸いにも、その後彼らと会うことはなくなり、現在まで何事もなく実家で暮らしています。この作品を観た後は、安易に宗教に入らないで良かったと改めて実感しました。
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