太陽の坐る場所のレビュー・感想・評価
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面白さを希釈しちゃってたんだろうなって作品
必要以上に説明的に、必要以上に簡単にしちゃったんだろうなって思います。
原作を読んでないんのですが、逆にこの映画通りなら映画化しないだろって感じです。
人間模様を丁寧に描いた、叙述トリックの巧みな原作なんだろうけど、この映画にそれは現れておらず、
オチはオチないし、表現すべきところを表現しきれてない感があります。
これから原作読み直すにしてもおもしろさ半減しちゃってるしなぁ…ひどいひどい…
あとカメラワークもダサい…と思う。
木村文乃はかわいいので好きです。(?)
女が観れば分かるのか? 観ても「ふーん」とか「あ〜、女の汚い所だな...
女が観れば分かるのか?
観ても「ふーん」とか「あ〜、女の汚い所だなぁ」とかその程度しか思わなかった。
あと女同士ってめんどくさそうだとも。
リーダーだったけど失墜して一人ぼっちになってそのまま大人になって戒めの為っぽく地元に残って…
それで何って感じ。
結局高校時代と、その後大人になった彼女達をただただ撮っただけ。
中盤からあと何分かなーって早く終わらないかと思ってた。
まぁ女が観ればリアルはリアルなんだと思う。
美人女優たちの共演は“太陽”だけど、話や演出や作風は“日陰”
響子と今日子。
高校時代、クラスの人気者と日陰の存在。
が、ある事をきっかけに立場が逆転。大人になった今は、地方のお天気アナと人気女優。
そんな二人が再会し…。
美女たちが織り成す愛憎サスペンス!
こういう作品は結構好みで、面白そう!…と思っていたら、
とんだ期待外れ。
まず、サスペンスでもミステリーでもない。
現在と過去が交錯する人間模様。
なので、ドロドロなどのダーク色ややハラハラドキドキなどのスリルはほとんどと言っていいほど無い。
一応、少女たちの嫉妬、いじめ、恋愛絡む関係、大人になっても尚引き摺る僻みや劣等感、見栄などは描かれるのだが…、
淡々と静かというより、演出や脚本やテンポが悪いのか、決定的なまでに面白味が無い。
立場が逆転する事になった高校時代のある出来事、響子が地元に残り続ける理由なども、全くメリハリ無く、盛り上がらず、ラストの響子と今日子の再会も、「えっ? これで終わり?」的な…。
監督は『ストロベリーショートケイクス』や『スイートリトルライズ』などの矢崎仁司で、女性の複雑な内面や関係に繊細に迫り、この時点で気付くべきだった。
多分、期待している作風と違う、と。
水川あさみ、木村文乃ら好みの美人女優たちの共演だけが唯一の救い。
中でも印象的だったのは、森カンナ演じる同級生。
ちょっと鼻に付くヤなタイプで、実は登場人物の中で誰よりもリアルで、いるいると思わせる。
光の音の存在に耳を傾ける先の光
木漏れ日は木漏れ日と思うから木漏れ日なんだろう。窓を照りつける日差し。カーテン無しでは暑く熱い。響子ちゃんに転校生の今日子ちゃん。水川あさみさんと木村文乃さん。二人とも好きな女優さん。辻村深月さんの本は読んだことがない。この作品この映画は間違いなく良い。何もかもすべて浮き彫りにできることは不可能なのだが形にしたい決めることで落ちつきたい平穏・立ち位置・カースト・なんだろう・もやもやするこの感じがこの映画の良さ。女優さん二人の淡々とした台詞回し・光を上手に浮かび上がらせる撮影隊
現在40代〜50代女性の方々に共感される気がする。
ミステリー??
最後まで見てもスッキリするようなオチもなく
ミステリーってなんだったの?って感じ。
会話も口調も本の中の世界そのまますぎて
現実味がなく、入り込めないまま終わってしまった。
いろいろ勿体ない映画だった。
???
予告編を観た時、ミステリー系だと思い楽しそうだと思ったので、観ました。
話にインパクトもないので退屈してしまいました。
水川あさみと木村文乃も悪くはないのですが、あまり印象に残りませんでした。
結局、何が言いたかったのかわからないし、どうなったのかと思いました。
起伏がなく退屈
辻村深月の小説の映画化です。二人のキョウコの高校時代と現在が並行して描かれています。原作はミステリー仕立てのようですが、映画では特に大きな事件もなく淡々と進み、結末にインパクトもないので退屈してしまいました。水川あさみと木村文乃も悪くはないのですが、あまり印象に残りませんでした。
一瞬で立場を失う、思春期特有の“怖さ”。
【賛否両論チェック】
賛:思春期の複雑で残酷な人間関係が、その先の人生にまで影を落としていく様子が、シンプルに表現されている。
否:台詞がやや小説チックなのはご愛嬌か。展開もかなり淡々と進み、主張したいこともイマイチ伝わりづらい。
過去と現在の時間軸を行ったり来たりしながら、1人1人の人間模様を描く、どちらかといえば群像劇です。過去のシーンは全て高校時代のものなので、話がこんがらがる心配はなさそうです。たった1つの出来事で、立場が180度変わってしまう。そんな残酷な高校生の人間模様が、ある意味非常にリアルに描写されていきます。響子が独白で語る、
「私は“裸の女王”だった。」
という言葉が、心に響きます。
展開は単調なので、かなり好みは分かれるかと思いますが、小説好きな方なんかには、是非オススメです。
結局、どうなったの?
う~ん微妙…。
期待していたもの(予告編から受け取った印象)とは違ったかなぁ…。
微妙な静止画に近い撮り方といい、ちょっとだれてしまったし、登場人物はみんな暗いし、結局、どうして、そういうことになったのか? どうなったのか? 今一理解できなかったし、微妙な感じだった。
初日舞台挨拶も
原作を読んでから観たほうが良かったかも…
女性ならではの過去を引きずる感じと、高校生時代の純粋であり残酷でもある描写が、よく描かれていたと思う。
ただ全編を通して「女性の感性」で物語が進んで行くので、ちょっと難しい印象もあった。
舞台挨拶で監督やキャストの話しが聞けたので、消化不良にはならなかったけど…
わかるからこそ見にくい映画。
試写会で観ました。
女性の思い出したくない部分を触るような映画だと舞台挨拶で水川あさみさんが言ってましたが、まさしくそんな映画だと思います。
原作を知る方のほうが理解度は高いんでしょうね。
僕は響子の痛みの発端はある意味自業自得だと思うのだが、彼女もそれに気づいていて、敢えて今なのだと思うと切ない気がする。昔に縛られる思いは僕にもあり、それがすごく分かるぶん見にくい映画でもありました。
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