ペレ 伝説の誕生のレビュー・感想・評価
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【ジンガスタイルを貫き、”マラカナンの悲劇”を乗り越え、ブラジルにW杯初優勝を齎した若き男の半生を描いた作品。ヤッパリ、スポーツ映画は良いね!】
■貧しい村で育ったペレ少年は、丸めた洗濯物をボール代わりにサッカーを楽しむ日々を送っていた。
1950年、ブラジルは自国開催のW杯で決勝で敗れ、涙する父にペレは、自分がブラジルを優勝させると約束する。
◆感想
・年齢的にペレの現役時代のプレーを生で見た事はない。だが、サッカー小僧だったのでビデオでそのプレーは何度か見た記憶がある。
・今作でも描かれている通り、ブラジルサッカーは”ジンガスタイル”と且つて呼ばれ、巧みな足技と、しなやかで相手を翻弄する動きが特徴であったが、それを最も発揮したのが17歳のペレで有った事が分かる。
・”マラカナンの悲劇”=1950年、ブラジルは自国開催のW杯で決勝で敗れ・・。であるが、サッカーをしていた〇坊の時に夜中に観ていてひっくり返った日本の”ドーハの悲劇”どころではなかったらしい。何しろ、悲嘆の余りスタジアムから飛び降り自殺をする人や、ショックで亡くなる人も居たそうである。
・今作で驚いたのは、制作国がアメリカという事である。何で?。サッカーに力を入れていた時代の制作なのかな。
・ペレ自身が、ブラジル選手たちが1958年W杯の際に宿泊していたホテルの客として出演しているのも嬉しいね。
<ヤッパリ、スポーツ映画は良いね。最近、サッカーの映画って全然公開されないけれど、製作は難しいのだろうな。だって、生の試合を見るのが一番だからね。
あ、全然関係ないが、私が〇坊の時に好きだった選手は、”ファンタジスタ”ロベルト・バッジョだよ。神のポニーテールって知ってるかな?格好良いから、お暇な方はユーチューブでプレイスタイルを見てね。じゃーね。>
求められていたブラジルスタイル
サッカーの王様
娯楽色強め
総合:60点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
サッカーの神様ペレの映画。でも娯楽色強め。
少年時代にいきなり地元の試合に出て勝ったり、世界選手権の決勝前に球を地面につけないまま池まで行くという遊びをすることに時間をとってみたりと、真剣に彼の成長を追うというより娯楽的な演出になっている。その反面、彼がどのように技術を身につけたのか、どのように名門クラブに入りどのように馴染んでいったのか、世界最高水準の技術はどのように獲得されていったのかについての描写は少ない。彼が最高峰の選手なのは当たり前でみんな知っているのだから、あとは地元の試合と世界選手権で彼が本領を発揮して活躍し勝つ場面を楽しめという娯楽作品になっている。
それはそれで子供とか家族向けとしては良くても、単純だし深みに欠ける。自分の好みとしてはもっと彼の生い立ちからどのように技術を学び困難に打ち勝ち超一流の選手になって活躍したのかという部分を描写してほしかった。一方で面白かった点としては、欧州はしっかりとした集団戦術、南米の戦術として個人技重視と言われるが、監督が導入を進める集団戦術を南米人気質の選手が受け入れない描写で、集団で組織的に動くのが当然と考えている日本人の自分には新鮮だった。
サッカー観戦よりおもしろい!
サッカーにあまり興味のない私でも大興奮!
ペレに関しては、聞いたことあるかな?くらい。
知識なしでも全然問題なく楽しめました!
サッカー観戦よりもおもしろかったです。
ボールの扱いがうまく「演じてる」感じが全くしない。ペレの成長の総集編みたいでした。
神様は初めから特別だったのではなく、挫折の連続を乗り越えて神様と言われる存在になった事に胸に来るものがありました。
ペレのお母さんの気持ちも痛いほど分かりました。
<吹替>
軽い気持ちで見れる映画かと
ペレ誕生の秘話
ブラジルは、何故足技が上手なのか?
●フィールドの魔術師。
観ていて清々しい。貧しいながらも、身近にあるモノで技術を磨く幼少時代。親父もサッカー選手だったとは知らなかった。
‘50年のマラカナンの悲劇のときに、父親にW杯優勝を約束。
'58年スウェーデンW杯の鮮烈デビューからの優勝。
時折みせる弱気はリアルだ。
ペレが背負った背番号10はエース・ストライカーの証となり、ペレが削られすぎればイエローカード制度が導入されたり。その後のサッカー界は、ペレを中心に回ってきた。王様たるゆえん。自身のプレーを貫き通して得た称号。
カポエイラの基本ステップ、“ジンガ”はブラジル人の誇り。もっかいやれっていう監督も粋だ。
ブラジル人はブラジル人。西洋人にはなれない。もちろん日本人も。やれることを一生懸命やる、だ。
一回も途中時計を見なかった
見て良かった
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