まほろ駅前狂騒曲のレビュー・感想・評価
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なんとも評価しがたい
言い方は悪いが、学もなくその日暮らしをしている人をクローズアップして、なんだかよくわからないけど(主義主張もあまりないけど)、日々頑張ってたら、トラブルに巻き込まれました!って話?
しかも、終わり方もこれ以上ないというぐらい、適当な終わり方。
所々に挟まれた「笑いどころ」は、面白かったけど、物語をよりご都合主義にした感じがした…。
じゃあ またと言うことで
とても良かった。TVシリーズ、第一作と観てきて「まほら」への愛着が濃くなり自分も住人の一人になったよう。
豪華すぎのプログラムに掲載されてる全ての住民に、舞台となる全ての場所が愛おしい。またいつか会える日を。
安心して世界観に浸れるキャラクター
画面の中で生きるキャラクターとは、彼らのことをいうのではないかと思う。
本編を見ていて、脚本があるようでないような、台詞のようで独り言のような、演出のようで監督が不在のような。
そんな印象を受けるほど、瑛太と松田演じる多田と行天がスクリーンの中で生き生きとしている。
前作ではあまり語られなかった行天の過去や、本性などが垣間見れる本作。(ドラマ版をみてないから行天のことよくわからん)
行天ファンにはたまらない内容かもしれないけれど、行天のミステリアスさに惹かれていた私にとっては、少しイメージが明確になりすぎたなぁと。
まぁ、やっぱり何考えているのかよくわかんないんだけどね。
この物語は一見ほのぼのとしているけれど、映画評論にも書いてあった通り、行天の小指の傷と同じで“不恰好でもギリギリつながっている”ような世界観なんじゃないかなと思う。取り立てて大きな事件が起こるわけでもないけど、決してへらへら笑いながら幸せな日々を過ごしているわけでもない。
鑑賞後に、なにか一つしこりを残していくような、そんな映画。
初めて観たけどこの世界観好き!
原作も過去作もまったく触れずに今回のを初めて観ました。
期待以上に面白かった。
予習なくトライしたが・・冒頭からキャラが立っていて、心掴まれた。
とくに、松田さん演じる行天には萌えた。台詞のゆるさとなぜか・・この男・・グレーな感じがたまらない。
多田との掛け合いも面白く・・シリーズを観ていればもっと楽しめたかもしれない。
脚本は面白く・・・特に、バスジャックのくだりは最高。
勉強になった。 自分もこういう・・ひねりの利いた作品を書きたい・・・。夢ですが・・・
そして・・・公式さんの相関図を改めて見たが・・・
豪華すぎる?いや・・・私にとって豪華すぎるキャスト陣。
好きな俳優さんばかりそろっていてやばかった。
じいちゃん役・岡さん演じる麿赤さんのハダカ・・・
多田の親友・山田は大森南朋・・・
シンちゃんに松尾スズキ
まほろ裏組織?に・・・新井浩文と高良健吾 ←ここ一番好き!!
永瀬正敏さんに・・・真木ようこさんに・・・
あーーーもう本当に豪華すぎる。
そして主演の瑛太さん・・松田龍平さんは
ハマりすぎている。
この世界観・・ゆるいが深くって好き。
ここ・・住みたい~って思った。
困ったときは多田便利軒!!
タバコ臭そうな事務所がたまらない。
はやく・・・シリーズを追っかけ見したくなりました。
邦画ファンにはおススメかも。
映像に・・安定感あります。
ファンのひとはどうぞ
劇場一作目、テレビドラマシリーズときて、劇場二作目のまほろシリーズ。多田と行天のコンビ好きなので期待して劇場へ。
相変わらずの長回しで独特のムード。お馴染みのキャストも変わらず出演。内容としては1作目の流れを汲んだ感じ。
しかし、バスのくだりはちょっとなぁ…。リアリティが無さ過ぎで感情移入できないレベル。
バディムービーとして二人の絡みと雰囲気を楽しむ映画として見るならいいけど、映画としてのバランスは悪い。脚本がちょっと雑ではないかな。
もうちょっと上手くできたハズと考えてしまう出来でした。
安定のマンネリ感。
映画版→ドラマ版→また映画版、と続けて観ているけれど、
多田も行天も変わってない。このマンネリ感がいい。
映画版をドラマでやや派手に(大根仁)した感があったけど、
私はこの大森立嗣の焦点の定まらない不安定さも好きだ。
二人によく似合っている気がする(基本原作通りだとか)
多田(瑛太)と行天(龍平)のコンビは、なにも成長していない
ようで、いくらか成長しているような、また同じことで喧嘩
しているけど、やや距離が縮まったような、そんな気がする。
今回は、行天の娘(精子上の)はるちゃんが登場する。
常連キャラを総登場させたうえ、謎の新興宗教団体事件や
バスジャックまで描いているので、さらに雑多になっている。
はるちゃんや、行天の過去を知る団体代表の小林(永瀬)が
おそらく今回のメインであるはずなのだが、どうも存在が薄い。
とりあえず便利屋は客を選べないので、介護から盗撮まで
多岐に渡って次々と引き受けるのだが、いや~大変だなぁ^^;
はるちゃんも言ってたけど、行天はたいして働かないし…(爆)
多田の過去を深く描いた一作目から、今回は子供を通して
行天の過去や心情にも(ダラダラとだけど)迫っていく内容に。
多田が子供の墓参りに行って話しかけるところは泣けたな…。
(笑い泣きしたのは、亜沙子さんとのあの場面だけどね)
瑛太も龍平も口数が多くないので(実際も)、台詞の間や表情、
ヘンテコな動作や態度がいちいち面白い。いつも困っている
ような、安定感のなさから生まれる包容力にジンとくるのだ。
どちらも大好きな俳優…というのもあるけれど、
子供を抱く何気ない仕草や、二人ではるちゃんを囲んでリス
と戯れるシーンなど、さり気ないシーンでの二人はパパ度を
発揮している。子供に対する目線は俳優も嘘がつけない。
由良に対する優しさもビンビン感じる。もしもこんな二人が、
本当に便利屋をやっていて(まぁ仕事面で色々不便はあるけど)
何かものすごく不条理なお願いをしても、きっと聞いてくれる。
そんな父性的な安心感が女ごころや母親魂を擽りまくるのだ。
(もちろん優作ネタは今回もやってます。あと小指の想い出ね)
続編希望します
まほろ駅前多田便利軒→まほろ駅前番外地
そして今回待望のまほろ駅前狂騒曲
見ていて 知らず知らず 泣いてた自分が
いました。笑いと感動です。
松田龍平さんの父 優作さんのパロディーで
ライターのガスを最大にして燃え上がる
場面 良かったです。最初の作品の際にも
ガラスを割られて なんじゃーこりゃ!
あれも笑いました。一応今回で完結ですが是非継続してシリーズ化して欲しいです。映画でもテレビでもかまいません。宜しくお願い致します。
さすが、瑛太×龍平!!
ドラマの方は観ていないのですが、前作に引き続き話が繋がっているので前作を観てからの方が楽しめるかと思います。
話の流れは前作よりも少し不自然で違和感を感じましたが、役者が役者なだけに安心して観れます。より、笑いが絶えない作品となりましたね。話のまとまり具合は個人的に前作の方が好きかな。にしても、やっぱり面白い、まだまだ観たいと思える。
何度でも観たくなる!
予告編を見て、気になったので行ってきました!
シリーズの他作品は未見ですが、すっかり虜になってしまった。
むしろ、なんで今まで見ていなかったのか…。
まずは、主演の瑛太・松田龍平の存在感。
「本当にかっこいい男たち」を見ることが
こんなに幸せなことだとは!ちょっと信じられないほど、魅力的でした。
2人の佇まいだけでも見る価値があると思いますが、
決してそれだけの映画ではありません。
2人をとりまくクセのあるまほろの住人達も、
ステレオタイプな善玉や悪玉、またはただの脇役として
描かれるのではなく、それぞれが懸命に自分の生活を生きている。
起こっていることは必ずしも現実的とは言い切れないのに、
匂いまで感じられるようなこのリアリティはなんなのだろう?
清廉潔白でないところも含めて愛しく思える、そんな映画でした。
重く深く描くところはしっかりと、
だけど、エンターテインメント性も忘れず
誰が見ても楽しめる作品だと思います。
映画は1人で観ることがほとんどですが、
この作品は観終わった後誰かと話したくなりました。
気の合う友人を誘ってもう一回、
今度は鑑賞後にじっくりまほろの魅力を語りあいたいと思います!
このくらいの作りが、「まほろ」らしくっていい
まあ、期待値の最低ラインは軽く越してくれました。
それだけで十分満足です。ドラマの2話分くらいの満足。
で。
個人的に「まほろ」の監督は、大根仁のほうが好き。
音楽も、くるりは好きだけど、やっぱ坂本慎太郎のほうがいい。
でも、赤麿児にあれをやらせるのって息子じゃないと無理だろうな。
あ、弟も出てたから一家三人参加してるか。
大森監督ってこの路線から「さよなら渓谷」まで、まあ面白い。
まてよ、「さよなら」の二人も出てるなあ。
あれ、軽トラ、深緑のあれじゃないな・・・・
とかなんとか、観ている最中も映画のスジと違うことに気がいくくらいに、手に汗握る展開って話じゃないし、だいいち、ツジツマあわないとこもあるし、ユルユルな空気でぼやっとするし、まあ、そのへんをひっくるめて楽しむのがこの映画なんだな。
なのに映画がだらけないのは、多田の「結構まじめ」なとこ。
この先、あんま派手にやらずに、せめて2年に一本くらい続けてほしい。
だって、ほじくり返せばいろんなエピソードが出てくるでしょ?
行天がどこに姿くらましていたかだって放置だし。柏木さんとの仲も途中だし。
瑛太さん龍平さんファン向け
ドラマの一話くらいの軽いノリに感じてしまいました、
私は小説も読んでおり、少しがっかりです。
小説の伏線の回収に比べると、やはり描ききれず、むしろいくつかはそれは盛り込まなくても良いだろうというシナリオになっていました。
瑛太さん龍平さんの空気感ある演技を楽しもうという映画でしょうか。
顔が伸びた?永瀬さん?
多田、変わったね
行天の台詞。同感。一作目は子供の死で感情が抜け落ちたようだったが2年経って、氷が溶けかけてきたような感じに感情豊かに見えた。それはそばに行天が居たからだろう。ただそれがなーんかチープでテレビドラマを見てるようだった。ストーリーも前作は濃かったが今作は薄い。薄過ぎる。DVDが出たら即購入しようかと思ってたがいらないや。最初出てきた時、誰?この俳優、と思ったら永瀬正敏。変貌ぶりに驚いた。ユラ公の成長とまた腹と指を負傷した不死身の行天にも驚いたが。いい味出してたのはお弁当屋さんだけ。んー、ガッカリ。原作本読んで補おう。
ふんどしと、Tシャツ
瑛太と松田龍平が好きで、前作も観てます。狂騒曲はまだ読んでないけど三浦しをんファンでもあります。
そういえば三浦原作で対象の小説を未読で映画を見たのは初めてかもしれません。
なので、先がわからなくてハラハラしました。
まず、監督は父である麿さんにやりたい放題ですね。ふんどし一丁て!笑いましたよ。
息子が父にあの格好しろって指示してるんやんなーと思ってわらけて仕方なかったです。
あとはラストのビバ❤️まほろTシャツの行天ね。わろたです。前作もラスト前にしばし行天は行方不明になってましたね。何をしてるんでしょうね、あれは。
行天の子供が嫌いで暴力ふるっちゃうかもってゆう恐れなどが、なんかよくわかりませんでした。だって前作では由良を膝に乗せたり一緒にフランダースの犬みたりしてたやん。と思いまして。
あと、永瀬さんの団体と新井くんのヤクザの組が、イマイチいみがなかったような?ついでにいえばバスジャックの必要性があるんか?と思いました。野菜の団体もなんのこっちゃわからんし。んー、それぞれのピースが説明不足な感じがして話があたしには響きませんでした。
でも、はるちゃんとのぎこちない生活とか、行天のはるちゃんへの戸惑いとか、柏木さんと多田の恋とかは大変好ましく見ました。多田の妄想行天の、瓦割りと関取も爆笑です。行天の手首が軟体動物みたいな動き大好きです。
あと、たぶん多田を演じる用にぽこっとさせたであろう瑛太のぽこお腹が、前作と同じく見られて満足です。
他の時は引き締まってますものね。役者さんは大変ですね。
帰って小説読んで穴埋めしようと思います。
あ、多田便利軒のテーマが今作でも使われてたし、途中でキャメルのインストがあったのに、ニヤリです。
最後にどうでもいいことですが、柏木さんの服の感じが最高の離婚のあかりさんにちと似ている感じがしてデジャブでした。最高の離婚が好きすぎるもので…
前作に続き面白かった。
お二人の演技がすばらしくて、二人の間の取り方や空気感にドキドキしながら観た。
行天の娘さんも可愛くて良かった。
テレビシリーズは観ていないので、全話TSUTAYAで借りて観たくなった。
是非、続編が観たいです。
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