まほろ駅前狂騒曲のレビュー・感想・評価
全68件中、21~40件目を表示
おにいさん 人は簡単に死んじゃうんだよ
映画「まほろ駅前狂騒曲」(大森立嗣監督)から。
鑑賞後のメモを眺めると、意外と「死」に対するメッセージが残った。
その1つが、まだプロローグと言える部分で、松田龍平さんが演じる
「行天春彦」さんが、公園の横の道を歩いていたら、
子どもたちの蹴ったサッカーボールが頭に直撃し倒れるシーン。
ボールが当たったくらいで・・という軽い気持ちで覗き込む、
子どもたちと指導者に向かって、ムクッと起き上がってこう言う。
「おにいさん 人は簡単に死んじゃうんだよ」
なぜか、このフレーズが印象の残った。
人間の一生なんて、誰もわからない。
老衰まで生きる人の方が少なく、病気や交通事故、自然災害など、
本人の意思には関係なく、昨日まで元気だった人が亡くなることはある。
冒頭のシーンでも、打ち所が悪ければ、死ぬことだってあり得るし、
ちょっとしたハプニングやアクシデントだからと、簡単に考えてはいけない。
そんなことをメッセージとして受け取った。
さらに物語ラスト近くに、病院屋上での会話が気になった。
「これが最後の春になるかもしれないな」と呟く老女。
「あの世なんてないよ。でも俺、あんたのこと、
なるべく忘れないようにする。俺が死ぬときまで。。それじゃダメ?」
「そりゃ、いいね」
さらっと流れたシーンであるが、とても印象に残った。
「死」というものをどう捉えるか、考えさせられた作品である。
この感じは嫌いではないのだが・・・
このダラッとした感じは嫌いではないのだが、
許せないのが警察のシーン。
これだけであほらしさが頂点。
それまでとは一転して嫌になってしましました。
何を思って・・・・こんなシーンを製作したのか。
人情ものとしては良かったのに。
まあまあ
原作、前作映画、ドラマを観ている大好きなシリーズ。
ちょっと物足りなかった気がします
薄っぺらい内容。
2時間だから仕方ないのか?
配役は完璧だった!
はるちゃんのキュートさ子どもってこうだよねって感じは素晴らしいと思った。
ドラマシリーズ見直そう。
相変わらずのキャスティングの良さ
とにかく出て来る俳優が次から次に好みの俳優で、それだけで観てられる。
キャラクターで言えば星くんが一番好き。多田便利軒がヒーローだとするなら、限りなく悪に近いアンチヒーロー。小さい頃好きだったヒーロー物の好きなキャラクターの立ち位置にそっくりだ。
だけども、脚本はどうなのだろうか?
とっちらかって大風呂敷を広げた割に尻窄みだった気がする。子どもを預かるなら預かる事に焦点を当てた方が面白い話になりそうだし、新興宗教とヤクザの構想に巻き込まれる二人の話も面白かったろうに。と思ってしまう。
また、続編が出たらあまり期待も抱かず酒でも片手にのんびり観たいと思う。
良さが出てないなぁ
まほろシリーズは全部見てて、結構好き。しかし、今回は、話もテンポもいまいち…
行天の良さが全く出てない気がする。
シリーズなのに人物描写が単調で退屈。
新しいファン層の獲得を狙ったか?
残念。
好きなシリーズだけに、残念。
なんかダラーって話しが流れていく感じで、あまり面白くなかったかな!...
なんかダラーって話しが流れていく感じで、あまり面白くなかったかな!
でも、それがまほろの良さでもあるから、結果的にはよかったかな!
便利屋は今日も大繁盛!?
TVシリーズも含めると通算3作目。
多田と行天の便利屋コンビも3年目を迎えたある日、厄介事が次から次へと!
行天の実の娘を預かる事になるわ、無農薬野菜を販売する胡散臭い団体の調査を依頼されるわ、さらにバスジャックに巻き込まれ…!?
本作品なら、一つのエピソードで充分映画として成り立てた筈。
よって、話が分散してしまった印象も否めない。(バスジャックは突然のコメディエピソード)
必然的に、二つのエピソードが中軸となる。
幼少時の経験で子供が嫌いな行天が、娘と向き合う事になる。
その幼少時と繋がりあるのが、例の胡散臭い団体の代表・小林。前進だった新興宗教団体時、共に暮らした仲。誘いの声をかける。
今回はさながら行天物語。
掴み所が無くて何考えてるのか分からないけど、多分答えは出ている。
きっと、過去は嫌いだ。
きっと、今は好きだ。
どう接していいか分からない娘も居るけど、変わらないなあなあな毎日と、腐れ縁の友が居る。
多田=瑛太、行天=松田龍平のコンビは、もはや名人芸!
松田龍平にとって行天は間違いなく当たり役の一つだろう。
高良健吾、新井浩文、真木よう子、麿赤兒、大森南朋、本上まなみ、第一作目の男の子ら“常連客”から“新客”永瀬正敏まで、豪華な面々。
サスペンスフルな大事件が起こる訳でもない。
ゆるい笑いと、変化球のいい台詞と、しみじみとした心地良さ。
この世界観、やっぱり好きだな。
邦画バディムービーはほぼ皆無、寅さんやゴジラや釣りバカなど長寿シリーズ映画が終了した昨今(ゴジラはまたやるけど)、続けられるだけ二人のコンビがまた見たい。
この二人のゆるいコンビやはりかっこいい。 ただ、ストーリーとしては...
この二人のゆるいコンビやはりかっこいい。
ただ、ストーリーとしては、って感じかな。
キャストはなかなか豪華でした。
シュールな笑いはすきなかんじ。
残念
テンポもなく、映画館から何度も出ようかと思いました。とくにラストのアクションの茶番感は日本映画史上に残るくらい茶番でした。一作目が最高だったから、落差が半端ない。キャストも金かかってんのに、出来はイマイチ。とにかく残念。
『まほろ駅前多田便利軒』
オチ無しの続編モノなのに不快感が全く無いってのは凄いと思う。
「アヒルと鴨のコインロッカー」のコンビが好い空気出してる。
不器用にカッコ悪く生きる、男前を外した演技が男の人生を巧く滲ませてる。
スタメンの鈴木杏も良いが片岡礼子がもう強烈、嫌味の無い爽快な演技が凄かった。
おもしろかった。
まぁ、思ってた感じて面白かった。チケットもらったから行ったけど、まぁ映画じゃなくても・・とは思うけど、笑あり、涙ありみたいな。松田龍平はさすがだね。あの怪しげな雰囲気いいし。瑛太もかっこよかった。
安定のまほろらしさ。
1作品目よりも
笑えるところが多くておもしろかった。
今までのシリーズを見てたから
さらに楽しんで見ることができた。
そして 安定の多田と行天。
このコンビ最高。大好き。
まほろの独特な雰囲気が素敵な世界。
第3シリーズでは
多田と行天の今まで見ることができなかった
親の一面を見ることができ、
亡き我が子を忘れられずにも
優しい愛ではるちゃんを抱きしめる多田
命をかけて子供たちを守ろうとした行天
にとても心が温かくなった。
パンフレットについては
ドラマについても今回の映画についても
詳しくびっしり書かれていているので
まほろが好きな人には
ぜひ買ってもらいたいと思った。
見終わったあとまたみたいと思った。
全68件中、21~40件目を表示