劇場公開日 2014年6月28日

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「神殺し」トランセンデンス ぱんだまるさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0神殺し

2014年6月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

寝られる

宗教的モチーフというのは多くの娯楽作品に
読み取れるものですが、今作品はそれを意図
的に強く打ち出していると思います。鑑賞後は皆さんそれを感じないわけにはいかないでしょう。神、愛、復活、といったキーワードが作中まんま出てきますし。

ただそれを含めて、心と身体、科学的進歩に対する警告、人間対AIなどの古典的ともいえるモチーフ群をそのまま推進力として話が進んでいくので、ストーリー展開が予想の範囲を出ず。派手なアクション・展開があるわけでもなく、役者陣のハッとなるような演技や唸るカット・演出といったものもない。そういったところで加点もなく、ただただ地味でフツーな仕上がりになってます。

つまらなくはないです。ただ、おもしろくもない。そんな作品でした。

ぱんだまる