「ちょっと難しい。人間を超越したコンピューターの行く末。」トランセンデンス 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと難しい。人間を超越したコンピューターの行く末。
【賛否両論チェック】
賛:近未来に実際に起こり得るような、人間のあり方を問う内容に考えさせられる。
否:話はやや難しくて退屈か。スケールは大きいが、描写は割とおとなしめ。
近い将来、決してフィクションで片付けられなくなりそうなリアリティのある内容に、思わず考えさせられます。コンピューター内のウィルが、世界のあらゆるものをコントロールする様も、ネットワーク社会へ警鐘を鳴らしています。「科学の極端な進歩の是非」を、色々な角度から問う作品といえそうです。
話そのものは意外と単調なので、興味次第では眠くなるかもしれません。映画を通して現代社会を改めて考えて観たい方は、是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。
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