劇場公開日 2014年7月19日

「感受性とは」思い出のマーニー ripc02さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0感受性とは

2014年7月11日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

多感な幼少期の少女の成長がとても上手に描かれていました。
感受性の豊かさって、苦悩や乗り越えた辛さのむこうに育まれるのだろう。
自分が周りと違うと感じてうまくとけ込めず、大きな壁を作っていた杏奈。そんなあるとき、同じように悲しみを抱えたマーニと出会う。
でもちょっと現実でなく、なに、これ、ファンタジー?と時間が過ぎて行く
お互いがお互いに惹かれあい、「あなたのことが大好き」となる
うん、良く有るぞ恋愛でも。でもそう長く続かないから気をつけろっておじさんくさいことを思いながら見ていたら。。。しっとりとグッとくる真実が。
きっと杏奈は、とても素敵な女性に成長するだろうな。素敵な人生を!
杏奈の酷い言葉に「これで、おあいこ」って言い放つ子豚ちゃんも
凄いのです。

ripc02