「「絆」と「宿命」の強さと哀しさ...」ランナウェイ・ブルース ポンの助さんの映画レビュー(感想・評価)
「絆」と「宿命」の強さと哀しさ...
素直に観て良かったと思えた作品。
S. ドーフ目的で観たが、その不運過ぎる兄の役以上に終止物語を紡ぎ、読みきかせる弟役のE. ハーシュに胸を奪われながらストーリーと映像展開にヤラれてしまった...
あまりにも「不運」過ぎる兄弟ながら、二人の「絆」であったり、その「宿命」的な運命がストーリー的に“お涙頂戴”的な茶番劇になっていなかった事に評価が4つ星半になってしまえる程の秀作に感じた!!!!!
また成長したD. ファニングの陰の雰囲気と相変わらずの無垢さが、ちょっこしホッとさせてくれた事もコノ作品に捨て難い要因であると思えて仕方がない。
あまりにも「世知辛い」内容ながら、上映中や見終わった後に“熱いモノ”を胸ん奥に感じてしまう大切な作品だと感じている。
その中でも一際の存在感を残すC. クリストファーソンが本作品にとびきりの微笑みを与えてくれている...
米国ネバダ州の片隅で、懸命に「生きるコト」を大切に描かれた、本当に“愛されるべき”映画でしょう!!!!!
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