「こりゃあ、酷評いるのは無理ない」ルパン三世 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)
こりゃあ、酷評いるのは無理ない
終盤だけはそれなりに楽しめた。
でもそれだけ。
ストーリーはそんなに悪くない。でもまあ大したストーリーじゃないため、おもしろくもない。ツッコミどころも満載。
ってか、退屈にしてるのはストーリーじゃなく、雰囲気作りであろう音楽。使いすぎ!しかも同じような曲が流れるから映像は飽きさせないよう作られていようと耳が飽きてるため身体がもう退屈になってる。しかもこんな調子でずっと進むから終盤以外退屈でしかもテンションが上がるであろうシーンに効果がなくなってる。
じゃあ「アクションシーンを」と思っても編集にキレがあってもカメラではごちゃごちゃしてるカットを選んでるから見づらいし、何をやってんだかわからなくなってる。持ち味なのはわかるが、さすがに酷い。
楽しさを全面に出して吹っ切れてるのは良いんだけど悪い意味でそうなってるからダメ。
こりゃあ、日テレが断るわけだ…。有名な曲も許可が下りなかったあたりもいろいろ感じさせますね。
まあ役者は頑張ってました。
綾野剛はどう見ても変だったけど、小栗旬と玉山鉄二は頑張ってた。少なくとも小栗旬はそれなりにハマり役だったかと。
次元の浅野忠信はただただ気の毒…脇役すぎるわ!不二子は…(無言)
とりあえず映画を見たことない人にしか自分からはオススメしません。
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