「やっぱりね。」ルパン三世 kazzさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱりね。
TBSとKADOKAWAがこのプロジェクトの筆頭にいることが意外。
ルパン三世の5人のメインキャラは、江戸川乱歩の怪人二十面相・明智小五郎・小林少年と少年探偵団に匹敵するスタンダードなものになった。
西遊記の三蔵法師と妖怪たち並と言っても良いかも。
主要キャラクターは誰でも知っていて、様々な作り手たちが自由に創作する器になっている。
原作なんて知っている人の方が少ない。
アニメもコミックも、何種類ものルパンが存在する。
だから、小栗ルパンは、誰に遠慮することなくオリジナルなルパンでいいのだ。
が、しかし。
オリジナル感はなく中途半端で、全くキャラクターに魅力がない。
何をやりたかったのか、コンセプトがまるで解らない。
ガッカリ。
出演者たちがかわいそう。
この作品に出演した役者たちの勇気を讃えて、★ひとつ。
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