「よく頑張った。」ルパン三世 mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
よく頑張った。
製作が発表されて以来、楽しみであり不安でもあり、無謀なことをと思いながら、その冒険心やよしと思ったり。
小栗旬のビジュアルが意外にはまっているのを見て、さらに北村龍平流のアクション映画になりそうとわかってからは、アニメのことはとりあえず横においといたほうがよさそうだ、とそんな諸々の思いを抱いて映画を観た。
やはりアニメとは別物であった。
東南アジアを舞台にしているところはなかなか巧みで、アニメのことを忘れさせてくれる効果はあった。
それでもルパン、次元、五エ門、不二子、銭形のキャラクターはアニメそのままで、それがよいところでもあり、苦々しくもあり。
あとは脚本の問題。
長い間人気を保ち続けているシリーズをどういう形であれ、リメイクするというのは並大抵のことではない。
続編、スピンオフの話もあるようだ。
きちんとした脚本で撮ってほしい。いっそ脚本を公募するのもありかもしれない。
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