「佇まいが。」ルパン三世 りぃさんの映画レビュー(感想・評価)
佇まいが。
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前々から実写化が持ち上がっては立ち消えになっていたルパン三世。
ビジュアル公開になった時「おお、アリだな、これはイケるんじゃないか」と思い、とても楽しみにしていた。
観ているうちに、ちょっとした仕草やポーズ、佇まいが本当のルパン達に見えてきて、役者陣の努力が伝わってくる。
キャットファイト、ダンスシーン、カーチェイス、エンドロール、テーマ曲はとてもカッコ良かった。
そして五ェ門が全てをかっさらっていく(笑)
小栗旬の奥さんや原作者の特別出演もあり、アクションやスケール感も大きく、エンターテインメント感が強くて良いと思う。
ただ、あれもこれもと詰め込み過ぎなのか、全員に見せ場を作らないといけないからか、ストーリーのテンポがいまひとつ。
133分という長尺で、中弛みを感じること数回。
殆ど英語台詞ということで要は吹替だからか、会話のテンポにも違和感。(日本人同士はもちろん大丈夫)
その点では、ほぼ台詞が無い五ェ門はとても良い味を出しているな、と。
…なんだかんだと書いたが、次回作に期待!!
ここまでやり抜いた人達だからこそ、もっと良いものを作れると思うので。
ちなみに、私が観劇したTOHOシネマズ二条では、本物のFIATを展示していて、そちらにも大興奮でした。
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