「ん~~~。思っていたよりは。。。」ルパン三世 コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
ん~~~。思っていたよりは。。。
『ルパン三世』は子供の頃に初めて大人のカッコ良さを教えてもらった作品という意味でずーっと大好きです。普段はふざけてても仕事と女にはマジメで真っすぐな「かっこいい男」として、ルパン三世は私のひとつの理想像です。
アニメ版では山田康夫さんがルパンを演じる旧声優陣がいまだにしっくり来る感じで、その中でも特に『カリオストロの城』は私の中の最高峰で、金曜ロードショーで放送される度に何度も何度も観たし、中学生の時には初めてアニメの原作の文庫本を買い、大人になってあらためてDVD購入と、どっぷりハマりストーリーは頭に入り切っているのに今でも観る度に胸がアツくなります。
そんな『ルパン三世』の実写化だけに誰がキャストでも完全に満足はできないものの、それでも思っていたよりイメージに近かったですし、特に不二子役の黒木メイサさんは失礼ながら意外に良かったと思いました。
ただアクション映画としては、接写とカット割りがあまりにも多過ぎて、観難いというか、今どんなアクションをしているかがわかりにくく、非常にもったいない気がしました。(ただこれは先週『ミッションインポッシブル フォールアウト』を観たばかりなのでどうしても比べてしまったからかも知れません。)
エンドロール前の映像がすごく凝っていて、布袋寅泰さんのメインテーマと相まってすごくカッコ良かったです。
人気マンガの実写化は失敗作が多いと言われる中、想像以上にがんばっている印象ではありますが、アニメ(特に旧声優陣の頃)が好き過ぎるだけに比べてはいけないんでしょうが、どうしても採点は低くなってしまいます。ごめんなさい。。。
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