「絶対の安心感。」バトルフロント mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
絶対の安心感。
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映画館の音響レベルが合ってなかったのでは、と思われるくらいの大音響のなかでの鑑賞となった。
シルベスター・スタローン脚本、ゲイリー・フレダー監督。世が世なら超一級の扱いになっても不思議ではない。
父ひとり娘ひとりが田舎で暮らし始めた。娘が父親に習った護身術でいじめっ子を叩きのめす。そのいじめっ子の母親が、映画に不穏な空気を一気に流し込む。このケイト・ボスワースの芝居は出色である。
さらにこの母親の兄というのが曲者で、これもジェームズ・フランコがのっけから憎々しくやってくれる。
ただ、フランコの演じたワルは、やっぱり田舎のワルで、百戦練磨のジェイソン・ステイサムにはかなわない。苦労して精製したヤクも一瞬にして灰にされる。
銃撃戦やアクションに観るべきものはあったが、それだけである。
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