寄生獣 完結編のレビュー・感想・評価
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人間は生かされている
前編に続き完結編を観賞しました
本作は誰にも裁けない人間の罪を描いた作品だと思います
人間に寄生する彼らは『寄生獣』と呼ばれ人間から駆逐されますが、牛や豚、魚にとっては人間こそが恐ろしい『寄生獣』です(脳まで乗っ取りはしませんが)
ましてや浦上のように快楽の為に同種を殺す人間(完結編で突然の登場…ちょっと戸惑いました)がいるという事実
ミギーの言った『悪魔に一番近いのは人間』という台詞がズシッとのし掛かります
グロさが先行しているので『漫画が原作の娯楽アクション』と思い込んでしまうと、良い意味で裏切られます
人間はもっと謙虚に生きなければいけないと思いました
命に、自然に、感謝したくなる作品です
また、俳優陣の演技が素晴らしかったです
主演の染谷将太は勿論、圧倒的な存在感の浅野忠信、深津絵里、声の出演の阿部サダヲ…それぞれの俳優さんの魅力が活かされていたと思います
前編の観賞から時間があいてしまったので間延びした感が少々残念ですが、見て良かった作品です
山崎貴なのにエログロ!
山崎貴なのにエログロ完備!それだけで合格!うん合格です!…がしかし冗長かつ説教臭い。原作通りといえばそれまでだが実は原作は岩明均のとぼけたタッチとメッセージ性のバランスが絶妙なのではなかったか?仰々しい音楽をバックに深津絵里が仰々しい芝居で…もうお腹いっぱいです
まあ原作が文学的にも評価される傑作ということもあって山崎貴としても気合を入れたんだろうけどちょっと空回りしてないかなあ…ノイズが多過ぎて言葉を素直に受け取れない。その点原作は漫画のため自分のペースで言葉を咀嚼することができる。その差は大きい
邦画における二部作の後編は説教臭くなるという法則でもあるんだろうか?『ソロモンの偽証』といい『寄生獣』といい…『るろうに剣心』京都編は逆にドラマをぶん投げてアクションに特化したところが清々しかった
結論。二部作はだいたい前編がおもろい!三部作はだいたい2作目がおもろい!
二部作の弊害が出たね
まぁ原作ありきで考えると2時間で詰め込むのか厳しいとは思いますが、ほぼ同時に撮ってたのにちょっと間を空けすぎたのが残念。
公開前日いきなり地上波やってたしね〜笑
まぁワイスピ7やセッション観た後だけに、予算はともかく撮影技術も役者の演技も邦画の限界も感じてしまった。☆3つ
意外にまともな構成です
ほぼほぼ原作通り
閉め間違えた感じで惜しい
見応えあった。浅野忠信は圧巻の迫力。が、少しバランス悪いかも。やはりこれも「ソロモン」と同じく前後編の罠みたいなのがある。映画美は伝えたいことやものとはまた別の次元にあって、やはり一気に見せ切る美学なのだと再認識。
何がと言うと、開いて(前編)閉じて(後編)でいくと、圧倒的に閉じていくのは面白くない。想像を超えない。
見せ場のひとつひとつは悪くないけれど、ひとつの映画としてバランス悪い。エピローグ、もったいなかったな。
前後編というのは売れてる原作の原作ファンを気にしてるのかもしれないが、まあ、映画にする以上、原作なんてどうでもいい訳なので、面白い映画体験をもらえればというところなのですが、その思い切りの良さがなくなってしまってる。まあシネコンの映画にはそんなこと期待する観客はいないのだけど。
素晴らしい映画でした
PG12の作品といえば、グロテスクな表現やHな場面があるからかなと思いましたが、それだけではないです。子どもには、危ない価値観をもたせてしまうかもしれません。
寄生生物を人間がやっつけるという、単純なものではありません。命の尊さとか、真理とか、深くて、観た人によって感じるものは異なると思います。
完結編ということですが、前編を観てなくても、十分に楽しめると思います。アクションシーンもよかったし、寄生された人の無機質さもよく表現されています。
最後まで目が離せません。一見なくてもいいようなシーンでも、後で回想され、必要だったと気づきます。
エンドロールも素敵でした。
ミギーが可愛い
深津絵里
重大なテーマをきっちり回収
前編の緊張感維持できず。
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