「中身なんてハナから期待してないのでいいんです。 ミギーやパラサイト...」寄生獣　完結編　まるこさんの映画レビュー（感想・評価）

あのシーンは確かに映画の流れにマッチしていないかも・・・・

でも、寄生獣と必死で戦い、傷つき、こころが折れる状況に追い込まれた
新一を、いやし、慰め、力づけるために里見は身体を開いたのではないで
しょうかね？

ロシア映画で「スターリングラード」があります。第二次世界大戦の東部
戦線の攻守を変えたスターリングラード攻防戦を描いたものですが、その
中にこれに良く似たシーンがあります。

ドイツ軍との連日の市街戦で疲れ切った狙撃兵の主人公を、そのガールフ
レンドが兵舎代わりの汚い工場の中で、自らの処女を捧げて慰め、いやす
のです。

山崎監督はきっとこの映画を見て参考にされたのではないでしょうか？？？？