寄生獣のレビュー・感想・評価
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東出昌大が輝いてる作品
自然的日本版バイオハザード
次第に寄生されていくなかなかの面白さ!
かつてハリウッドが映画化権を獲得した名作コミック。
映画化権が日本に戻り、2部作として映画化。今作はその前編。
毎度の事ながら原作未読。
一度ハリウッドの手に渡った作品を日本で映画化なんて見劣りするんじゃないかという心配をよそに、なかなかの出来映えだったんじゃないだろうか。
突如、謎の寄生生物に襲われた高校生の新一。が、寄生生物は脳を乗っ取る事に失敗し、右手に寄生する事に。
巷では凄惨な猟奇殺人事件が発生。それは、人知れず人間社会に紛れ込んだ寄生生物による捕食だった…。
一体何者で、何処から来たのか?…という明確な説明はほとんどされない謎の寄生生物。
平凡な高校生を主役にする事で劇的に変化する日常。
いつの間にか人間社会に忍び込んでいた寄生生物の脅威。
パラサイト物はこうでなきゃ!
新一に寄生した“ミギー”のキャラがイイ。
知能は極めて高く、利己的で人間とまるで価値観が違う。某魔法少女アニメのあのキャラをちょっと彷彿させた。
人の命や感情にもドライだったミギーのあるシーンの行動。我が身の為とは言え、新一に共存寄生した事による変化だと言えよう。
好戦的な他の寄生生物と違う所がミギーの魅力の要因。キモカワな造形も?(笑)
勿論、阿部サダヲによるパフォーマンス・キャプチャー演技も。
作品によるかもしれないが、日本のCGレベルも上達したもんだ。
顔がパカ~ッと開くシーンや寄生生物の造形など、ただリアルでグロテスクだけじゃなく何だかコミック感も残し、出色。
それなりに抑えられているものの、これまで健全な作品が多かった山崎貴初とも言えるグロ描写・残酷描写。
でも最も残酷だったのは、そういう“シーン”じゃなく、母親が…という“展開”。
ドラマにスリルと見応えを深めた。
主演・染谷将太はナイスキャスティング。
当然撮影現場には居ないミギーを相手に演技する難しい役所は、若手個性派の彼でなければ出来なかったろう。
見た目ヘタレで華も無い彼(失礼!)が、次第に心身共に逞しくなっていく様は、さすがの演技の巧さで格好良くすら見えてくる。
一見ぎこちなくも見えるパラサイト演技。演技巧者が怪演を披露、特に深津絵里は不気味な存在感を放つ。
東出昌大の大根演技も今回に限ってはOK?
橋本愛はこんなガールフレンドが居たらなぁ…と素直に思わせてくれる。
日本で映画化されて良かったと思う。
ハリウッドで映画化されていたらスケールもクオリティも圧倒的だったろうが、ハリウッドは自国のコミックは敬意たっぷりに映画化するくせに他国のコミックは変に脚色する事がよくあるので、ひょっとしたら単なるB級SFモンスターホラー・アクションになっていたかもしれない。
人間と寄生生物、母と子のドラマ性。
人間とは? 生とは?…哲学的なテーマ。
この前編はまだまだ導入部的な作りだが、今後の展開に期待出来る。
前編が面白かったら完結編は劇場で観ようと思っていたのだが…
よし、観に行こう!
うんうん
謎の寄生生物と共生することになった高校生・泉新一の数奇な運命を描い...
謎の寄生生物と共生することになった高校生・泉新一の数奇な運命を描いた岩明均の伝説的人気コミック「寄生獣」を、「永遠の0」の山崎貴監督が実写映画化した2部作の前編。ある日、人間の脳を乗っ取って肉体を操り、他の人間を捕食する「パラサイト」と呼ばれる謎の寄生生物が出現。平凡な高校生活を送っていた泉新一も、一匹のパラサイトに襲われる。しかし、新一の脳を奪うことに失敗したパラサイトは、そのまま右腕に寄生し、自らを「ミギー」と名乗って新一と共生することに。当初は困惑した新一も、次第にミギーに対して友情に近い感情を抱くようになるが、やがてパラサイトと人間とが殺し合う事態が発生。新一とミギーもその争いに巻き込まれていく。
映像化したのはすごいが、地上波でカットシーンが多かったせいかなんか…
漫画の映画化ではるろ剣の方が完成度高い
2015.4.24(金) 地上波
予想と違い、違和感なく観ることが出来た。 漫画のファンとして、昨今...
予想と違い、違和感なく観ることが出来た。
漫画のファンとして、昨今の実写版の失敗を
嫌かと言うほどみてきた中ではいい出来です。
まずまずのVFX、CGは悪くない。
私はもっとグロい方が原作に近いと思うが
この作品自体、ホラーとして区分けするのは
微妙な気がするのでこの程度で十分だと思う。
もっとグロい感じやヌメヌメ感が有りすぎると
ホラー色が強くなり、テーマである地球に
とって人類は有害かと言う部分を意識させる
事が出来ずに追い詰められる恐怖や復讐心が
フューチャーされても意味がなくなる。
そう言う意味ではちょうどいい感じかな。
ストーリーは詰め込み感があるけど
出演者の演技は良かった。
一番心配だったミギーの阿部サダヲが
違和感なかったのは以外でした。
みる前にはアニメ版の異性物的な声がベスト
と思っていたがなかなかのマッチ具合です。
深津絵里や染谷君の演技が良かった分、
大東君の大根っぷりが浮き出されて
可哀想な位でした。
原作である程度筋書きは見えるとしても
完結編にどういう落ち込みを持ってくるか
楽しみです。
予想外に楽しめた
実者化が話題になった時に原作の絵を初めてみましたニワカですが
一般的にはこんな受けそうもない主人公の設定物なのに
なぜこんな力を入れてるのかが不思議で興味を惹かれてましたが
映画館は嫌いなのでレンタル待ちでした
同じような微妙な映画ばかりを何週も連続放送したり貴重な映画枠が潰れてる今日日に見れた事は凄く良かったですね
同じような戦略だった数年前の実者化作品は編集が目立ちある一つの戦いのシーンだけしか楽しめなかったのとは違い今回はほぼすべて楽しめました。
ハイライト集ほどではないがコマ飛びのようなものを少し感じたものの
異星人?に襲われてるんだしと思い唐突に進んでも気にする事無くのめり込めベタな展開もあるがあれだけの描写をあの時間に放送出来たのが凄い それでも規制されてたみたいですが久々に地上波でSF日本映画をみた気がします。海外の人も影響されそうな気がしました
続きも少し気にはなりましたが良い意味で最後に小出しされた完結編映像で十分かなと思えるほど満足させられました。
CGは凄かった。 しかし、原作のストーリーを前編、後編に無理やり収...
漫画を諦めた人にこそ
意外とグロいですw
ただのミギーと愉快な仲間たち
面白かった。
なつかしい!あぁ青春!
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