「必要最小限のグロさと割愛」寄生獣 肉ネ~ムさんの映画レビュー(感想・評価)
必要最小限のグロさと割愛
だと思う。
久しぶりに劇場で観たのもあるけど、真っ暗闇のなか幕が上がり、冒頭の深津絵里のナレーションにフェードインしてくるおどろおどろしい音楽にのっけから引き込まれてしまった。
グロい映画を劇場で見たこと無かったのでけっこう生々しい描写に思われ、どうなることかと思ったが立場によって残酷シーンも食事シーンに過ぎないというのが重要なテーマなので半端にしなくて正解だと思う。
また原作の世界観そのままに、母親やA、島田の役割を構築し直してると思う。
公開前の宣伝で原作の前半の重要なキャラやストーリーのどこが省かれてるか見当がついていたのがむしろよかったかも。
個人的には音楽や音響効果も合格点。足りなかったと思うのは、ミギーの皮膚感くらい。
いずれにしても原作の独特なシュールさは実写としても見応えがあるので、真っ暗な劇場でどっぷり浸って損はないと思います。
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