ジュラシック・ワールドのレビュー・感想・評価
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パークがあったから成り立った
1作目の要素を大事にしつつ、新しい形で作り上げたコリン・トレボロウ監督のジュラシックパーク愛が伝わってきました。
リゾートのテーマパークを眺めているだけで、登場人物と一緒に観光している気分で楽しめました。特に、球体型の乗り物「ジャイロスフィア」に乗ってジャングルを巡る場面は、ユニバーサルスタジオのアトラクションに乗っているようなワクワク感がありました。
登場キャラはどれも魅力的で、ヴェロキラプトル4姉妹はみんな可愛く、彼女たちを指揮するオーウェンもかっこよかったです。他にも、モササウルスが湖から勢いよく飛び出すシーンやプテラノドンの群れが観光客を襲う場面は大迫力で興奮の連続でした。
インドミナスレックスは、凶暴さと高い知能を持ち備えたモンスターで、人間を容赦なく襲う光景はあまりの恐ろしさに鳥肌が立ちました。
それと同時に、インドミナス自身もいくつかの恐怖に怯えているのではないかと感じました。脱走して初めて外の世界に触れるため、檻の外に何がいるのかを知らないまま暴走している印象を受けました。また、様々な生物の遺伝子を組み合わせたことで、自分が何者なのかわからない不安を抱えているようにも見えました。
ここから、とんでもない怪物でありながらも、精神が不安定のまま必死に生きようしていたのではないかと考えました。
ジュラシックパークと同じ「イスラ・ヌブラル島」が舞台なので、その痕跡がいくつか残されていました。そのため、所々で1作目のファンが嬉しくなる建物やアイテムが多数出てきました。他にも、モササウルスのショーではジョーズを連想させるサメが餌になるなど、スピルバーグ映画のネタも登場しました。
ここで豆知識ですが、本作に登場するティラノサウルスは1作目と同じ個体です。その証拠に、終盤でラプトルの群れに付けられた傷跡が首元に残っています。
ジュラシックパークがあったからこそ成り立った物語であり、そのおかげで子供から大人まで楽しめる最高のアドベンチャー映画に仕上がっていました。昔からずっと好きな人はもちろん、初めてジュラシックシリーズに触れる人にもおすすめです!
個人的には好き
私的には割と好きな作品です。
星3くらいで良かったのかもしれない。
この作品には今までのジュラシックパークには無かった、ジャンプ的熱さがあります。それが良いかと言われたらどうかと思うけど
では個人的に好きなポイントを
・最後の方が熱い
恐竜との友情とか、改造恐竜VSオリジナル恐竜の構図とか。展開が熱すぎる。ジュラシックパークかと言われれば違うけど好きなもんは仕方ない。
・不意に襲われる展開が良い
ジュラシックパーク1には遠く及ばないけど、襲われてない時の緊張感、いつ襲われるか分からない感じが良かったです。
では個人的に気になったポイント
・クレアがノイズ
普通の会話ができないヤバいやつ。
自分がミスしまくって人死なせまくったのに被害者ヅラしながら、ラプトル使用しますの所で謎に一緒になって責めてる。しかもラプトルの遺伝子が入ってる事も知っていたはずでは…?
正直この映画においてクレアはずっとノイズです。本当にいらないキャラ。
・戦力少なすぎ
やれ厳重です。感だしといて警備がザル過ぎる…
インドミナスの檻が内側から開けられる壁1枚。出た後は普通にリゾートエリアまで行けちゃいます、は流石に違和感しかない。
これが本当にノイズで、もう戦力が少なすぎる…インドミナス捕獲部隊が車2台で隊員もそんなに多くない。んでそれがやられたらラプトルだしましょうって…しかもその後の追撃部隊がヘリ一台?んでそれやられたら追撃部隊なし。いやいやいや…
とまぁこんな感じで、管理やら戦力がありえなさ過ぎて、展開に違和感を感じてしまいます。
・謎行動
ジュラシックパーク2ほど酷くないんですが、まぁキャラ謎行動が目立ちます。
ちょっとこれは許し難いというのが、オーウェンとクレアのキスシーン。いや飛竜に襲われてるシーンでキスするか?しかも屋外で。飛竜に襲われている中ですぐに屋内に避難しない事に違和感を抱いている中でこれは流石にちょっと…
まぁこれに限らずちょっと謎行動があるのでまぁ違和感があります。
・いらない展開
クレアとグレイの母のなんだかんだとか。兄弟とクレアのなんだかんだとか。特に深掘りする訳でも無いならいらないかなと思うシーンがちょくちょくあります。
・恐竜の犬猫扱い
個人的な考えでは、ジュラシックパークでは恐竜の犬猫扱いをしない、というか犬の様な扱いをした奴は死んでる感あったですが、今作はそれがない。待てとかしちゃったり調教とかしたり。人間と関わらないからダメとか、完全に犬。個人的にはそこがジュラシックパークとの価値観の違和感を感じるポイントでした。
総評
個人的には好きというか、ジャンプ見たいな展開の熱さがあって好きでした。
ただ、ジュラシックパークとしては、恐竜の犬扱いというか。自然は操れないという価値観とか犬猫とは違うんだという感じが無く、少し違和感を感じました。
映画としては、いらない点やキャラの謎行動など違和感を感じる要素があったなと思います。なので映画単体として見れば星3や4ぐらいの評価になるのかなと思います。
女性の描き方が古すぎる
アトラクション感満載
前作をほとんど観てない平成生まれです
まあまあ、
ハイヒール👠
良い意味で裏切ってくれた映画
また恐竜か...。
「ジュラシック・パーク」当時は、リアルな恐竜描写に腰を抜かしてしまいました。「衝撃」という、陳腐な言葉では片付きません。
しかし年月が経てば、新鮮味も無くなります。
ところが「ジュラシック・ワールド」では、良い意味で裏切ってくれました。
今までの「ジュラシック」シリーズには無かった新要素。現代だからこそ響く風刺。そして、進化した映像技術。
本当に、参りました。
ラプードル‼️
内容としては、過去の「ジュラシック・パーク」シリーズの焼き直しの域を出ないシロモノで、本当に作る意味があったのかと思われる作品。過去作とは違ったメッセージ性も感じられず、アクションに関しても翼竜たちをバンバン撃ち落とす銃撃シーンはあるものの、今回の目玉インドミナス・レックスに対しては相変わらず逃げ回るばかりで、ティラノとラプトルにお任せの傍観態勢‼️これは壮大な恐竜プロレスを楽しむ作品ですね‼️まぁ個人的には恐竜プロレスが好きなんですが。私がこの作品のお気に入りのポイントとしては、クリス・プラット扮する主人公オーウェンがラプトル4頭を従えてオートバイを走らせるビジュアルのカッコ良さ‼️あくまでビジュアルです‼️オーウェンというキャラ自体は全然カッコ良くない‼️そして水棲のモササウルスが水中から大きな口を開けて獲物を捕らえるそのビジュアル‼️あくまでビジュアルです‼️モササウルス自体は大した見せ場もなく、宝の持ち腐れ状態‼️何とかならなかったのか、監督さん⁉️
恐竜バトルアクション、極まれり❗
2023年ゴールデンウィーク
WOWOWのシリーズ一挙放送にて。
前作から4年後、新章に突入。
興収は『ジュラシックパーク』をも上回る大ヒットとなった。
インジェン社は買収され、恐竜テーマパークはリニューアル開業されて大盛況を得ていた。
この新章では新たな路線が敷かれている。これが功を奏して新3部作が成立したと言える。
とにかく恐竜アクションで突き進む…という既定路線を徹底するための秀逸なアイディアだ。
クローン恐竜によって一儲けを企む人間のおごりと生命の驚異というテーマに、恐竜をある意図で改良する企みを加えたことで、善悪の対立を明確にした。
そこに、恐竜の飼育・調教に成功するというアイディアで、人間と恐竜の交流をサイドストーリーとして織り込むことができている。
新キャラクターにもこのコンセプトが反映している。
恐竜の監視員オーウェン(クリス・プラット)が元軍人であるという(半ばお決まりの)設定で、“戦う主人公”が生まれた。
そして、ティラノサウルスを“孤高の恐竜王”というキャラクターに昇格させたことで、恐竜バトルをアクションの目玉に置くことができている。
品種改良されて誕生したインドミナス・レックスは開発者のウー博士自身が怯んでしまうほどに高い知能と凶暴性を持っていた。
前3部作は人間の愚かな行動が事故をまねくのだが、本作は高い知能のインドミナスが人間に罠を仕掛けて事件が発生する。
極めてマンガ的展開だが、押し切って納得させる勢いがある。
品種改良も調教も、つまりは軍事利用が目的で、古今東西資本家たちは軍需産業が大好物なのだ。
SFやサスペンスでは軍需産業を悪役扱いすることが多い。戦争を金儲けの種にする非人道的な行為だから、平和主義者の主人公はそれらを殲滅するために暴力を駆使したりする…おや?
惨状と化したアトラクション島で大暴れするインドミナスを制するため、クレア(ブライス・ダラス・ハワード)が選んだ策は驚きである。
驚異の宇宙怪獣キングギドラに襲われた日本が怪獣王ゴジラに助けを求めるしかなかった、そんな感じか。
クレアに呼び込まれるように決戦のリングに上がったティラノサウルスが、ティラノのDNAがベースの改良種インドミナスと死闘を展開する迫力のメインイベント。
そして、決してティラノサウルスが単独で勝利するのではない捻った結末。
かくして、勝利の雄叫びをあげるティラノサウルスの姿が新章のシンボルとなった。
それにしても、ウー博士こそ無責任マッドサイエンティストの典型だ。
モササウルス〜
50点
非常事態からこそ輝く絆
パークは開かれた。
前作の展開に+スケール+クオリティ!
Jurassic World: The Ride
シリーズの中でも一番好きな作品です。
2022 149本目
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