「パークからワールドへ!いつか本物を見てみたい!」ジュラシック・ワールド ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
パークからワールドへ!いつか本物を見てみたい!
「ジュラシック・パークⅢ」から、10年以上の休養期間をおいた新シリーズの始まり!いや~、これぞ、待ちに待った一本でしたね。
「ジュラシック・パーク」と言っても、1作目は開園前のプレステージみたいなもんだし、2作目も開園前。(こっちは街なかの大きな動物園みたいな感じ)
3作目に至っては、保護区に勝手に入り込んだだけの話だった。
本作品においては、大盛況の恐竜テーマパークが舞台となり、大勢が被害に遭うまさしく恐竜パニック大作でした。
いかにもそこにいるんじゃないか、本当の話なんじゃないかって思わせるほど、映像的にも進歩して、大迫力の一本です。
公開当時は久しぶりに3Dで鑑賞したんですが、面白かったですよ。その価値があるかって言ったら・・・。
人それぞれだとは思いますが。
でもね~、やっぱり一作目は超えられないかな。撮影技術も進歩して、ものすごくリアルな映像ではあるのですが、ファーストインパクトの衝撃、次から次へのドキドキワクワクには、至らなかったです。
ストーリー的にも面白いとは思うけど・・・。
【ネタバレ】
一作目でチョコっと出てきた中国人の科学者が再登場してました。こんなところで、前シリーズと関連付けてるところがニヤニヤしちゃいました。
結局、本作も人間のエゴ?
大盛況の恐竜テーマパークの人気維持のため、新型恐竜を創り出したら、そいつが暴れ出したって話。
生物として、生きるための殺戮では無く、ヒトと同じように理由もなく他者を傷付ける凶悪な怪獣が出来てしまった。
恐竜同士の対決や、巨大な魚型の恐竜も登場、大量の翼竜によるパニックシーンなど、ホンっと見応え十分で楽しませてもらいました。