「映画「ジュラシック・ワールド」の感想」ジュラシック・ワールド げんたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
映画「ジュラシック・ワールド」の感想
期待を裏切ること無く、エンターテイメント作品として良作であると思います。映画館で観るのがいいですね。
子供の頃に観た「ジュラシック・パーク」のせいか、あのテーマ曲が流れてきた瞬間に感動してしまいました。
ジャイロスフィアで恐竜たちの間を疾走するシーン。モササウルスがサメを一飲みにするシーン。インドミナスやプテラノドンに襲われるシーン。などなど恐竜へのロマンと恐ろしさを存分に映像化しています。
プテラノドンに振り回された挙句、モササウルスに食べられてしまう秘書さんの扱いに、子供を放置したことの報いか、メッセージを感じます。「大人と子供の関係」もこの映画のテーマの一つですね。
また、シリーズの主要テーマである「人(遺伝子改良)と自然の対立と協調」は今作でも描かれており、まさにラストバトルがそれです。結果まで読めてしまいます。
ということで、ストーリーは単純でむしろ荒っぽいと感じます。責任者がほいほい現場に行き過ぎで、ラプターを手懐ける主人公も安っぽいです。
しかしながら、それらを上回る娯楽性、一作目へのノスタルジー、恐竜へのロマンがあります。
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