「「世界でひとつ」ということ」her 世界でひとつの彼女 HALさんの映画レビュー(感想・評価)
「世界でひとつ」ということ
「世界でひとつの彼女」という副題に納得。
科学の進化はあまりにも切ない。
今までにありそうでなかった映画。
ホアキンの演技はすごく人間らしくてよかったし、スカーレット・ヨハンソンの声の美しさは感動もの。
あれだけ声だけに感情を上手く乗せられるのは、女優さんでもそういないと思います。
あとは風景やBGMがここ最近の映画の中でも群を抜いて美しかったです。
内容的には有り得そうで有り得ない、有り得なさそうで有り得る、という感じ。
やや近未来的なので、共感できるという感じではありませんが、感情を持つもの同士が愛し合うということと、生活が便利になることの代償について深く考えさせられました。
アカデミー賞脚本賞受賞作品なだけに、すごくセンスを感じる作品でした。
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