「極めてアメリカ的な映画。殆どが戦闘シーン。」ローン・サバイバー 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
極めてアメリカ的な映画。殆どが戦闘シーン。
米海軍特殊部隊ネイビーシールズ創設以来最大の惨事と言われた「レッド・ウィング作戦」を描いた作品。
121分と、2時間の作品ですが、それ程長いとは感じませんでした。2時間の殆どは、戦闘シーンでは無いですかね。それほど真に迫り、リアルな作品だったと言うことだったのかと。
軍事作戦の失敗にありがちなのは通信の途絶/意図せぬ出来事/バックアップ不全ですが、このレッド・ウィング作戦の場合も、その例に漏れませんでした。あそこで通信がつながれば、作戦はまた違った展開になっただろうし、これ程の惨事にもならなかったと思います。歴史にたら・ればは禁物ですけどね。
実際の出来事を描いたので、どこかで話が盛り上がるということはあまりありません。只々、絶望的な戦闘が繰り広げられるだけ。それにしてお、シールズ凄いです。あんなところから落下したのに、死なない?!
この映画には「彼は、なぜ生き延びたのか?」みたいなコピーがありますが、正直、そのコピーが適切とはあまり思いません。そこに何かすごい出来事があるみたいじゃないですか。そんな事はないです。
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