STAND BY ME ドラえもんのレビュー・感想・評価
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ただ楽しいだけの話でいいのに残念
始まってから物語に入り込めないまま終わった
3Dになったことでのび太のダメさにリアリティが増し、見るのがシンドい
ドラえもんの道具を使い始めた時に、のび太の優しさやずる賢さの伏線が欲しい。その場その場の感情で動いているだけに見えて、話が浅い
始めにジャイアンにいじめられるシーンが有れば、のび太が変わったと印象付けられたと思う
エイプリル・フールにいつものようにいじめられただけで、ドラえもんが最後に残してくれた道具を使ったことにがっかり
ドラ泣きとは、
知っている話を別映像で見て泣けることなのだろう。ドラえもんを知らない人がこの映画を見て泣けるとは思えない
ドラ泣き制作委員会
ドラ泣きに表されてる広告代理店の意図は
この際どうでもいい。
そこを指摘したら超駄作になってしまう。
特にその点が現れてるのが
「のび太の結婚前夜」で大人のび太が
結婚式に遅刻しているのをタケコプターで追いかける子供のび太とドラえもんのシーンで、
これでもかとTOYOTAとpanasonicのネオンサインの広告が意図的に出てくる。
出し方がもっとあった気がする。
広告な訳だから商品名でも良かったはずだ。ただの企業ロゴを出し続けるのは違和感が残る。
発見があったのは、しずかちゃんがみんなのマドンナと謂われる由縁が理解できた。のび太がしずかちゃんに嫌われなきゃいけないとムシスカンという道具を使った際に他の人は避けてしまうのにしずかちゃんは立ち向かうという慈悲の精神が無意識にしていて紛れなきピュアさが見えた。それが皆に好かれるんだろうなぁと。
つなぎ合わせただけ?
オリジナルストーリーではなく、過去にテレビなどで放送、コミックスに載っている話の寄せ集めです。
なので、展開が読めてしまう。
なので、泣けません。
でも、タイムマシンなど、「未来道具」を表現する、未来を感じるメカニックは、興奮するものがありました。
かわいい!
しずかちゃんが良い子だ´∀`*
しずかちゃんみたいな子をお嫁さんに欲しい!
ザ どらえもんって感じだった✨
総づめ感半端ないけどww
泣く場面では ほぼ鼻水がセットになってて
泣くシーンで笑いをこらえながら
あたしも鼻水と格闘するハメに…(笑)
映画館寒かったよ^^;
ほっこりなる映画でした♪
うーん
山崎貴監督と八木竜一監督の共同監督作品だとか。
山崎監督作品は、ALWAYSシリーズをテレビで観た程度。八木監督のは観た事がなかった。ALWAYSは、正直好きになれなかった。
今回の作品も・・、どうやら相性が良くなかったようで。
自分は、ドラえもんは、単行本、アニメや映画で親しんだ世代で、ドラえもんは嫌いではない。
ただ今作は、好きになれなかった。
中でも、ストーリとのび太描写が特に気になった。
まず、のび太描写。
このキャラクターは、ここまでダメ人間だったけなと、考える程酷いレベルのダメ人間に描かれていたのは、何だかなぁと。
そんなダメ人間を幸せにするために、ドラえもんがお世話するのだが・・・。ドラえもんはそのようなお話なのは、重々承知しているが、ダメ人間を甘やかしちゃダメだろうと、思う程のび太がダメな人に描かれていたのが、気になった。
成長っぽい事柄が起こり、また元に戻って・・・。まぁドラえもんはそんな話だけど、今回の話はそんなんじゃダメなんじゃないのかな?
そして、ストーリー。
のび太のとこに行きたくないドラえもんに、いる事を強要するプログラムはいかがなものかと。確かにロボットだけれど、幸せにするまで帰れないとか、割と酷過ぎるだろうと..。
そして、のび太のダメ具合が強過ぎなので、お世話をさせられるドラえもんが可哀想で可哀想で・・。そりゃグズるよと、同情したくなる。
中盤、嫁入り前の話のところも、何だかなと思わされた。
静かのお父さんのとても良い話が、青年のび太の成長が描かれないせいで、全く説得力がなくなってしまっている。とってつけたような話になっていたのは、残念だなと。とても好きなエピソードなのにと。
雪山のとこも、ダメのび太のダメな考えのせいで、騒ぎが大きくなっているけど・・・とか。
最後、ドラえもんが戻ってくる話は入れる必要あったのか、考えてしまう。あれ、ドラえもん帰ってしまって終わりで良かったんじゃないのかなと。確かに、原作では戻ってくるエピソードあるけれど。
つーか、青年のび太が、含みを持たせて、ドラえもんと会わなかった描写が無意味になるなと。
勿論良い所も。
上映時間と、3D描写。
タケコプターを初めて使う所等、ドラえもんの道具を使った描写は、3Dで観る価値のある映像だったなと。また、3D描写のクオリティーは、邦画の中でもとても高いものだと感じた。流石は山崎貴監督だな。
青年のび太が車を運転できるが妙にひっかかったのは、TOYOTAのCMのせいなんだろうなと。
ジャン・レノのドラえもんが観たいなぁと思う今日この頃。
映像のすばらしさ
ドラえもんの所謂「泣ける」話を詰め込んだ映画です。内容の期待感に加え、今回は3Dを用いた上映。内容プラス映像にも注目の的となり、テレビ宣伝ではかなり期待されられた。
映画館のあるイオンに行けば、そこらじゅうに見かける「ドラ泣き」のポスター。ここまで期待させるとは、、、あまのじゃくの僕は違和感を覚えるでした。
見終わった感想としては、第一に映像。これは素晴らしかったです。タケコプターの映像が特に良かったです。また3Dのおかげで表情や動作に表現が出て、演劇サークルの僕にとっては参考になりました(笑)。
がしかし、肝心要の内容はイマイチであった。泣ける話の2本をうまく繋げたようとした努力は評価したいんですが、無理矢理感があったかなと思いました。料理で一つのコースにメインディッシュ2つ入れた感じでした(^^;;
また、のび太としずかちゃんの恋愛模様に焦点が置かれすぎていて、のび太が色んな憤りを感じる「童貞映画」のワンシーンを見ているようでした。童貞映画は嫌いじゃないですが、ドラえもんの映画にこの要素はいらないと思いました。
内容はイマイチでしたが、映像の素晴らしさを加味して、この評価にさせてもらいました!
安定収入を見込んだ映画
まあなんとゆうか商売心の見えた映画ですよね。過去に人気があった話ということもあり、3Dというおまけもつき、外すことは無いだろうという冒険心の全く無い映画です。
そういう意味で出来も期待を超えることも下回ることも無い。もともとアニメ自体の存在意義としてそれでいいんです。
肩の力を抜いて、気楽に家族で笑って泣いて楽しめる映画としては百点でしょう。
それにしても出木杉君の将来の姿はリアルですね。同級生がお酒の席を供にする場面。昔、何でも出来てしまう人間が年を取るとあんな感じになるのでしょうね。
おもしろかったけれど…
全体を通して、ドラえもんやその他のキャラクターが町を立体的に動き回る、というのが何より良かったです。平面的なアニメではわからなかったキャラクターたちのスケールがようやくわかった気がしました。ドラえもんのしぐさがとてもかわいかったです。漫画では表現されていないキャラクターたちの動き方は新鮮でした。また、原作やアニメでは度々目にしたシーン(のび太が殴られたり、しずかちゃんがお風呂に入ってたり)も映像化するとなかなか際どいものだなぁと思いました(笑)。
ストーリーも、わかりやすくありがちではあるものの、おもしろかったです。
とはいえ、原作にはないセワシのドラえもんへの「プログラミング」や、原作のシーンをちょこちょこ変えて繋ぎ合わせて使っているところには、どうしても違和感がありました。まずプログラミングに関しては、わざわざ設定を追加する必要はなかったと思います 。
また、どうせ原作を変えるならば、まるきりオリジナルの脚本を書けばよかったのではないかと思いました。
これでは、原作を都合よく改変して並べかえただけでは?と感じてしまいました。
原作では、のび太くんはもっと不器用でバカで怠け者で、ドラえもんはもっと心配性で優しいです。この映画だけを見て「ドラえもんってこういうものか」と思われてしまうと悲しいかな、という感じでした。
不覚にも泣いてしまった!
娘と見に行きましたが、不覚にも泣いてしまいました。未来のしずかちゃんとお父さんの会話のシーンで・・・
まさか、ドラえもんで泣かされるとは思っていなかったけど、あなどれないなぁー。
のび太君がタケコプターで飛び回る映像は見事でした!
自由ゆえの不自由
ドラえもん映画マラソンをする上で避けようにも避けられない壁として存在するこの『STAND BY ME』シリーズ。とはいえ見ないことには何も言えないので思い切って鑑賞。
エモさと劇伴で押し切るパワープレイに関しては確かに鼻につくものの、こういうのは『のび太の恐竜2006』以降の本家ドラえもん映画のお家芸でもあるので「山崎貴が悪い!」みたいな党派的な批判を述べるつもりはない。むしろ想像よりだいぶマシだった。
映像に関して言えば、本家とは全く異なるテクスチャを楽しめたので割と満足している。
手描きアニメでは運動主体と背景美術は完全に別レイヤーで制作されている。これを同一レイヤーで行う作画技術を「背景動画」などと呼ぶのだが、見栄えは悪いわコストはかかるわでロクなことがない。特に縦横無尽に動き回るようなカメラワークを想定する場合、アニメーターには気の遠くなるような作業量と空間把握能力が要求される。
その点3DCGは運動主体と背景美術を難なく同時に動かせる。タケコプターをつけたのび太が夜の街を縦横無尽に飛び回るといったスーパーアクロバットには思わず瞠目した。こういうのは3DCGでなければ味わえない。
とはいえ、映像と音声の接合という点において本作は非常に残念だったと言わざるを得ない。「帰ってきたドラえもん」を原作とした終盤のシーンがその好例だ。
ウソ800の効果で現代の世界に戻ってきたドラえもん。原作漫画ではのび太が「うれしくない。これからまた、ずうっとドラえもんといっしょにくらさない」と言いながらドラえもんと抱き合う。
あるいは98年に渡辺歩が監督した短編映画『帰ってきたドラえもん』では「ぼく、うれしくない。ぜったいわかれたい。これからぼく、ずっとずっとドラえもんとくらさない。ドラえもんなんか、大っきらい」と言う。
一方本作では「(嗚咽)…う、うれしくない。ぜんぜん、うれしくない。ちっともうれしくない。(嗚咽)ほんとに、うれしくない。これからも、ずっと、ドラえもんと、いっしょに、くらさない。くらさないったら、くらさない…(フェードアウト)」と言う。
客観的時間が存在しない漫画版が最も簡潔であるのは当然として、同じくアニメというフォーマットで製作された98年版と比べててみても『SBM』の言い回しは非常に長ったるい。そしてその長ったるさがシーンに弛緩の印象をもたらし、結果的に感動が薄まっている。
『SBM』の長ったるさを演出の不出来と結論付けることは容易だが、ここには手描きアニメと3DCGアニメの根本的な差異が表れていると思う。
リアル志向の3DCGアニメには原則的に静止状態というものが存在しない。事実、本作の登場人物たちの動きに着目すると、直立しているときでさえ呼吸に合わせて細やかに微動しているのがわかる。
そう、この呼吸というやつが諸悪の根源だ。映像の中に呼吸があることによって後から吹き込まれる音声が制約を受ける。先行する映像の中に明らかに刻印されてしまっている呼吸に従属せざるを得ない音声は、無意味な嗚咽や間による水増しを余儀なくされる。非常にテンポが悪い。
これが手描きアニメであれば制約は少ない。98年版で上述のセリフが発されるとき、作画上ののび太は口を全く同じ動きでパクパクさせているだけだ。多分、どんなセリフをあてがってもさほど違和感はない。しかしこうした余白があることで、アフレコされる音声は映像に完全に従属する必要がなく、したがってごく自然なテンポで発話される。
技術的限界を振り切ったはずの3DCGアニメのほうが、映像と音声の接合という観点においてはむしろ可能性が閉ざされてしまっているという悲しい逆説。
とはいえ「うれしくない」を連呼させたり最後の一言をフェードアウトさせたりするような壊滅的センスに関しては演出家の責任だと思う。あと普通に音声のテンポがおかしくなるんならカット割ったり顔以外のショット映したりして誤魔化せばいいだろとも思う。ちなみに98年版ではのび太が発話している時間の半分くらいがカットと顔以外のショットでうまく誤魔化されていた。
見終わった直後はそこそこ好意的だったものの、比較対象として再鑑賞した98年版『帰ってきたドラえもん』の演出があまりにも冴えていたせいで本作の評価が相対的に下がってしまった。ドラえもんが帰ってきたのを察したのび太のママがハンバーグの種を3つから4つに増やす演出とかマジで最高なんだよな…それに比べて本作は…
いや、これくらいにしときましょう…
感動というテーマの空回り
3DCGで描かれたドラえもんということで話題になってはいたが、ドラえもんをCGにしたところで特別ワクワクするとかはない。こんな映像作れるんだぞ、という作り手の自慢なだけで、果たしてドラえもんを3DCGで動かして欲しいと願った人がどれだけいたのだろうか。
それは置いといて、内容も原作に沿ってやればいいのに、ところどころに散りばめたオリジナル設定が軒並み酷いことになっている。
特にやり遂げプログラムで、嫌がるドラえもんに体罰を与えて無理矢理働かせる暴挙に出ているのはいかがなものか。
もちろん、視聴者を感動させようと仕込んだ設定ではあるが、あまりのドラえもんへの酷い扱いに感動どころではない。子どもたちに夢を与えたいとドラえもんを生んだ藤子F不二雄先生がもしこれを見たらどう思われるのか。冒頭からゲンナリである。
中盤もつっこみたくなる場面が多く、感動作「さようならドラえもん」が下手な演出で全然感動出来ないのも酷い。
でも、一番酷いのはなぜウソ800の話まで作ってしまったのか。
時間がないせいでクライマックス後のちょっとした追加ストーリーみたいな扱いでしか描けないなら、ないほうがマシ。
それに、「ドラえもんがいるわけないでしょ」という絶望から、襖を開けたらドラえもんが部屋にいるいつもの景色が戻っていたという映画として一番大事に描かれなきゃいけないだろうシーンが雑になってることで台無しになっている。
この映画を見て思ったのは、キャラを動かしてこんなものしか作れない監督への落胆よりも、数ページしかない絵でアニメの何倍も読み手を引き込むことができる藤子先生の表現力に改めて感動しました。
あ、大人のジャイアンの部屋に乙女の愛の夢のレコードが置いてあったりと多少はニクい演出があったので星2個あげておきます。
3Dで懐古したい人向け
あぁのび太くんのダメっぷり変わってないなぁ。ただそれを確認したいだけの人向け。
3Dだし声優さんも違うので個人的には全く懐かしさはない。
ジャイアンやスネ夫の虐め方が度を越している。自力で立ち向かうなら、写真を撮るか、ドラえもんを呼ぶ方が正解なんじゃないかな?
トヨタとPanasonicの看板が乱立する宇宙空間で未来の乗り物の間をタケコプターで危険浮遊するシーンのために、映画全体が作られているかのような、企業への忖度を疑うほど、内容がない。
もともと、ドラえもんに内容などあまりないのだから仕方がないけれど。昔から、キテレツとコロ助の方が好きだったなぁ。
「ドラ泣き」は超絶余計
正直思い入れは無くて印象が薄いのですが、今月続編が公開されるので簡単にレビューを書きました。
ドラえもんの映画の中で初めてCG作品で、あの最悪だった「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」を手掛けた山崎貴と八木竜一が監督を務めた本作。
キャラクターのデザインは正直好きでは無いものの、未来都市の背景やタイムトンネルの映像は綺麗で感銘を受けたのは覚えています。
日本では2Dのアニメーションが未だに主流なので3DCGで作られている作品は少ないですが、日本映画の予算の中では頑張っていると思います。
ただ、ストーリーははっきり言って原作のエピソードを繋ぎ合わせただけに過ぎず、他の人からも指摘されてる通り「感動の幕の内弁当」感が否めないです。
特にラストは感動を力付くでさせているのが見え見えで凄く萎えてしまいました。
そして、主題歌である秦基博の「ひまわりの約束」はヒットしたものの、個人的に「泣けるでしょ?」という感じがありありと伝わってきて好きでは無いです。
ただ、「成し遂げプログラム」の機能自体は良かったです。特にそれが達成されたあとのドラえもんが泣く場面は自分でも感動しました。
ですが、感動したのはそれくらいです。
感動した場面はあったものの、正直「ほら、泣けるでしょ?」という感じが強くて冷めます。
映画評論家の宇多丸氏も言ってましたが、はっきり言って「ドラ泣き」というキャッチコピーは心底下品です!
懐古厨だからかなぁ
キャラクターの表情が豊かにできるCGの強みを活かしたのはいいんだけど、ちょいとくどく感じたかなぁ…
個人的には声優さん含め初期のアニメーション時代の劇場版で育ってきた人間だから、どうしてもそっち寄りになってしまうかもしれない。
のび太がドラえもんを頼らずに成長しようとする新たな展開は面白かった。
残念ながら
CGはなかなかよかったが、最初のうちは口のあたりにかなりな不自然さを感じた。人を表現したCGでいままで「これがいい!」というのは観たことない。その中ではまあいい部類には入ると思う。
もともとの話をある程度知っていたので、新鮮さはなかった。これは致し方ないことだが、ストーリーはかなり圧縮してたので、初めての人にはどう感じたのだろうと思う。
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