「鑑賞者を二時間騙し続けて、挙句の果てにお金を払わせる。」万能鑑定士Q モナ・リザの瞳 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑賞者を二時間騙し続けて、挙句の果てにお金を払わせる。
アセチレンバーナーで切断するって。音よりも問題は別にあるだろ!
アセチレンだけで切断する事は出来ない。重たい酸素ボンベと横倒しに出来ないアセチレンボンベが必要。小さな容器もあるが、台車に乗せた物でも合計50㌔の質量がある。
フランスは権威主義だから、学芸員の資格位は絶対に必要で、先ずはフランス語の筆記試験があるでしょ。この段階でインチキ臭いのはわかる。
良くあるトリックで、鑑賞者を騙している理由たが。使い古されたつまらんトリック使うなと嘆きたくなる。自虐的ネタバレ手品師だって、やらんでしょ。
残り20分!!!
見た事あった。二度目だった。たとえ贋作であっても燃やすんじゃないって初回鑑賞した時印象を持った。のを思い出した。
鑑賞者を二時間(僕は2回見たから、4時間!)騙し続けて、挙句の果てにお金を払わせる。大塚国際美術館なら燃えないよ。
僕でも鑑定できる!この中に一枚も本物は無い!絶対に無い。
僕は1974年に来日した時も本物じゃないだろう!って思った。月の石とね。
だから、どちらも見に行っていない。
東博で見たのはダ・ヴィンチの『受胎告知』のみ。
鑑賞者の皆さんに言いたい。複製を平気で本物の如く展示する場合があるので、近くに立っている学芸員に『本物ですか?』と聞くべき。その時は必ず本当の事答えないといけない。それを覚えておくと良い。何回か聞いた事があるが『はい、複製です』って答えられた経験がある。
また、立っている人達は学芸員ばかりではないので、学芸員を必ず立たせてもらいたい。経済的諸事情で何一つ知識も経験も無い人を公的な美術館でも置く傾向が日本ではある。(それは日本だけである)つまりだから、
学芸員の資格をとっても就職出来ないと言う状況になっている。図書館もそうで、本来は図書館と名乗るからには司書を置かなければならなかった。それが、法律の改正が重なり、資格が無い物でも採用されている。若者の仕事を考えるとそれも仕方ないのだろうが。残念な事である。
権威主義でもうしているわけではない。
そのうち、教師の資格無くとも教師になれる日が来るのかも知れない。つまり、飛躍して考えると、外人が日本の歴史を教える日が来るのかも知れない。さて。現状は?