「綾瀬はるかの瞳」万能鑑定士Q モナ・リザの瞳 しゅうへい(syu32)さんの映画レビュー(感想・評価)
綾瀬はるかの瞳
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原作(松岡圭祐「万能鑑定士Qの事件簿Ⅸ」)は未読です。
シリーズの「Ⅰ」、「Ⅱ」、「Ⅵ」は既読です。
月刊角川の記者・小笠原悠斗(松坂桃李)が出会った、万能鑑定士Qこと凛田莉子(綾瀬はるか)。彼女はその博覧強記な知識を活かして、様々なものの真贋を鑑定する能力を持っていました。その能力で宝石強盗事件を未然に防いだ莉子に、ルーブル美術館にある世界的名画「モナ・リザ」を鑑定しないかという誘いが。近々日本で催される「モナ・リザ展」のために、学芸員を選抜する試験とのことでした。悠斗を伴ってパリに赴いた莉子は、同じく試験に臨む流泉寺美紗(初音瑛里子)と共に、課題を次々にクリアしていきましたが、唐突に謎のスランプに陥って、優秀な鑑定能力を失ってしまい…。
ミステリーとして、なかなか秀逸な出来だなぁ、と思いました。原作にもあった知的興味をそそるうんちくなども披露されながら、伏線の効いた謎解きにスリリングな展開、さりげなく大胆不敵な心理攻撃トリックに驚かされました。
邦画初、ルーブル美術館ロケも豪華絢爛で、華やかさ抜群! でも、キャスティングがイマイチ…。海外ロケに予算が掛かったのかもしれませんが、「オリエント急行殺人事件」みたいな重厚俳優陣の演技合戦が観たかったなと思いました。
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綾瀬はるかの魅力が横溢!
原作の莉子の天真爛漫さを見事体現。
莉子は大きな瞳が特徴でしたが、綾瀬はるかの瞳にも、吸い込まれそうな力があって、惚れ直しました(笑)
本作の松坂桃李も良かった~(笑)
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