劇場公開日 2014年9月27日

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「"一回こっきり"の素晴らしさ。」アバウト・タイム 愛おしい時間について Jolandaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0"一回こっきり"の素晴らしさ。

2021年7月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

幸せ

人生は一回こっきり、やり直しが利かないからこそ素晴らしい。 (この映画観るのは二回目なんだけど笑)

この監督の『ラブ・アクチュアリー』はまぁまぁ、『ノッティング・ヒルの恋人』もまぁまぁ好きかな。どうもこの監督の描くイギリス人男性、純朴な好青年が多すぎやしないかと思うところもあるが、まぁ、、ジャンルがラブコメだし。ノッティング~もアバウト~もそれぞれノッティングヒルやコーンウォールっつー、郊外や地方の人だから、いーのかしら(適当)。

レイチェル・マクアダムズって、加藤ローサ風っていうか、めちゃくちゃ可愛いですよね。可憐で清楚なのにコケティッシュでもあるんですよ。もう、釘付けです(笑) 一挙手一投足、目が離せなくて。参考になります(何の?笑)

父親役のビル・ナイが良いんですよねぇ。ラブ・アクチュアリーの落ち目の歌手役もよかったし。
本作でも、知的かつ気さくな親父を好演してます。彼以外では、ここまで説得力でなかったんじゃーないでしょーか。

(この監督の他の映画にも言えるかもしれないが)ヒトもハナシも綺麗すぎるところはあるし、それが多少、鼻につく部分もあるんだけど(あと、ついでに言うと着地点が優等生的で多少、モヤモヤする)、この綺麗さハートウォーミングさがこの監督(ひと)のウリだったんだろうなと。

主人公の家族なんて、リベラル+自然体を絵に描いたようで、江國香織感が漂ってるもんね。 ま、でも、ラブコメだから。もし対極の姿を追求したら社会派になっちゃうよね。

我々が日々をおざなりにせず、きちんと生きようとする理由、それは"後悔しないため" っていうのが大きいのかなと思いました、今回。後悔する辛さを知っている人ほど、そうだろうね。

yolanda