「普通が一番」アバウト・タイム 愛おしい時間について odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
普通が一番
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後悔ほど深刻でなくても日々悔やむことはある、そのたびに戻っていたら人生一歩も前に進めないかもしれない、タイムトラベルできる機能は凄いと思っていたがとんでもないことに思えてきた。魔法にしても多くて3つ程度の願いにとどめているのは人間の本質を見抜いてのことだろう。
この映画の酷いところはやり直しがテーマと分かってからは、幸せそうに見えれば見えるほど次はどんな不幸や不都合が起きるのか気がきではないところだろう、幸いにして子供の病気や妻の死などは無かったからよいものの心配性の私にとってはホラー映画だった。
手はこんでいるが超能力の必要のない普通で平凡な日々の有難さを感じさせてくれる点では凄いプロットだと感心する。
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