X-MEN:フューチャー&パストのレビュー・感想・評価
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時系列に見る⑥ 過去と未来の大混戦!歴史が変わる・・・
「デッドプール&ウルヴァリン」の公開に先駆け、ちょっとおさらいです。
ウルヴァリン絡みの「X-MEN」シリーズを見直してますが、やつぱり「ファースト・ジェネレーション」以降が面白いかな。
本作品は、新シリーズの二作目なんですが、未来と過去がリンクしてると言うことで、旧メンバーも再登場する豪華な作りになってます。ヒーローものが大好きな自分には、それだけでも楽しめます。
ただX-MEN自体に対して、それほどの思い入れは無いので、それなりに楽しめた程度です。
未来の強敵(センチネル)との、ド派手な戦闘シーンから始まるところなんかも良かったし、過去へ戻ってきてのFJのメンバーとの件も見ごたえありました。
ただ・・・
【ちょっとネタバレになります。未見の方は要注意】
「ウルヴァリン・サムライ」のラストから、あの未来は続くんだろうと思うのですが・・・
「サムライ」はジーンの死を悲しんでるから「X-MEN ファイナルディシジョン」の後ってことですよね。この時にミスティークは、人間に戻っちゃうんだから、センチネルは出来ないんじゃないの? って、そんなことばかり気になっちゃいました。
まぁ、マーベルコミックでよく出てくるマルチバース、全く違う次元の話って片付ければいいかもしれないけど、この作品で過去が変わることによって、「1」~「3」までの話はなかったことになるんだよね?
ストライカーとの出会いも変わるから「ウルヴァリン」も無くなる?
おまけに、ウルヴァリンの帰った未来ではジーンとスコットのよりも戻っちゃってるみたいだし・・・。
これってホントにいい終わり方だったの?
よかった
・急にロボットに襲われて時系列が混乱したが内容的には面白かった!
・ウルヴァリンは溺れることもないのか、、、再生とは関係ない気がするけど、、どれくらいで助け出されたかわからないけど、、、
・味方どんどんやられていくのはやばすぎ、、
・最後のキャラ何者?
・全員復活しての次回作楽しみ!
タイムパラドックスを気にせずみるべし
タイムトラベルものは面白いけど色々不都合が
あるのが困るのでそれらは目を瞑っていただいて見るのが望ましい。
ところで今作はXmenファイルデシジョンに繋がっていく物語なの?
それともあれとは別の次元の物語なの?ちょっとその辺りが整理できないんだけど。
まあ続きを見ていけばわかるのかな?
X-menにしろアベンジャーズにしろスターウォーズにしろ
ターミネーター、エイリアンなど大作シリーズものは
全体の物語を決めてからシリーズをスタートして欲しいな。
なんか上手く繋がるならいいけど後付けみたいなのはいやだな。
クイックシルバー最高っ!クイックシルバー最高っ! …あとは割とどうでも良いけどね😐
スーパーヒーローチーム「X-MEN」の活躍を描くアメコミアクション映画『X-MEN』シリーズの第7作にして、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)から始まるX-MEN創設から今に至るまでの物語、通称「ビギニング・トリロジー」の第2作。そして『X-MEN』初期三部作の続編でもある。
「センチネル」というロボットにより、人類とミュータントの両方が絶滅寸前に追いやられてしまっているという危機的現実を変える為、ウルヴァリンが過去へとタイム・スリップし、未来を変えるべく奮闘する…。
監督に『X-MEN』シリーズの初期2作を手がけたブライアン・シンガーが復帰している。
○キャスト
ローガン/ウルヴァリン…ヒュー・ジャックマン。
チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX(青年期)…ジェームズ・マカヴォイ。
エリック・レーンシャー/マグニートー(老年期)…イアン・マッケラン。
エリック・レーンシャー/マグニートー(青年期)…マイケル・ファスベンダー。
レイヴン・ダークホルム/ミスティーク…ジェニファー・ローレンス。
オロロ・マンロー/ストーム…ハル・ベリー。
キティ・プライド/シャドウキャット…エリオット・ペイジ。
ハンク・マッコイ/ビースト(青年期)…ニコラス・ホルト。
新たなキャストとして、エネルギー吸収能力を持つミュータント、ビショップを演じるのは『最強のふたり』『ムード・インディゴ うたかたの日々』のオマール・シー。
製作総指揮はスタン・リー。
前作『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』で監督を務めていたマシュー・ヴォーンは、本作では原案としてクレジットされている。
「プロフェッサーX!?殺されたんじゃ…。」
「残念だったなぁ、トリックだよ。」
まさかプロフェッサーXが生きていたことに対する説明やフォローが一切ないとは…。恐れ入った。
「ローガンのアダマンチウム製の爪!?殺されたんじゃ…。」
「残念だったなぁ、トリックだよ。」
まさかローガンのアダマンチウム製の爪が復活していたことに対する説明やフォローが一切ないとは…。恐れ入った。
「ローグ!?力を失ったんじゃ!?」
「残念だったなぁ、トリックだよ。」
以下略…。
と言った具合に、『ウルヴァリン: SAMURAI』(2013)から本作までの間に何があったんだっー!?と叫びたくなるほど、色々と変貌を遂げている『X-MEN』ワールド。
全然知らん人たちが仲間になっていて、壁をすり抜けられるだけの能力だったキティちゃんが、とんでもない力を手に入れていた…。
いつのまにやら『ターミネーター』(1984)みたいなことになっているという、この観客置いてけぼり感には『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012)を初めて観た時と同じような気分を味わえた。
同じマーベル・コミック発祥のシリーズ「MCU」が極力矛盾が起こらないように努力しているのに対し、『X-MEN』シリーズはそんなの関係ねぇ!とでも言わんばかりに作品間の整合性を無視して物語を進めている感じがする。
まぁそれが『X-MEN』シリーズの特徴でありチャームポイントなのかも知れないけど、もう少しなんとかした方が良かったよね…。
こんなことを続けていった結果、現在『X-MEN』シリーズは完全に死に体になっています。まさかこれはウルヴァリンが過去に戻って『X-MEN』シリーズをやり直すという伏線…?
正直な話、なんか物語が進むにつれて一体何をすればミッション・コンプリートになるのかよくわからんくなっていった。というか、ウルヴァリン自身もよくわかっていなかったんじゃないかと思う。
結果的に上手くいったからよかったけど、ミスティーク話し聞けって!マグニートーいらんことするなって!
本作の若マグニートーは本当に要らない子だった。頑張ってこいつを脱獄させた意味とは一体?『ファースト・ジェネレーション』ではあんなに魅力的だったのになぁ〜😩
あと、いくらなんでもウルヴァリン活躍しなさすぎじゃないですかね…。
PTSD起こしたり、アラジンばりにぶっ飛ばされたり…。もうちょいウルヴァリンのバトル的な見せ場が欲しかったところです。
とまぁ色々と書いたけど、過去シリーズと現行のプリクエルシリーズをくっつけちゃおうという意欲的な構成は中々に攻めているし、面白い試みだと思う。
ルーク・スカイウォーカーが過去に飛んで、アナキンに「このままだと父さんはダーク・サイドに落ちるから、一緒にパルパティーンをぶっ潰そう!ついでにジャー・ジャー・ビンクスも始末しよう!」と提案するという感じの物語ですもんね。なんかこのスター・ウォーズめっちゃ面白そう。
シリーズ物の映画は数あれど、こんな構造の作品はほとんど無いと思う。そういう意味では、本作は大いに評価されるべき作品であると思う。
本作の最高の魅力!それはやっぱりクイックシルバー✨
もうこのクイックシルバーの活躍が観られただけで満足っちゃ満足。あとははっきり言ってオマケです。
「MCU」のクイックシルバーは微妙なキャラクターでしたが、本作の彼は登場時間こそ短いものの、その強烈なインパクトでこの映画のインプレッションを全て掻っ攫っていった。
実はこの映画ってクイックシルバーをパリに連れて行っていればそれで解決していたよね。あと、ウルヴァリンが現実世界のクイックシルバーと知り合いだって設定だったけど、過去作にクイックシルバー出てきていないよね。こういう設定の甘さが『X-MEN』シリーズのダメなところだよね。
今回『ローグ・エディション』というディレクターズ・カット版で鑑賞したのだが、とにかく長かった…。150分は長い💦体感時間としては『アベンジャーズ/エンドゲーム』の2倍くらい。もう少しコンパクトにまとめて欲しい。
設定は面白いんだけど、それを上手く活かしきれていないと感じた。そんなに悪くないし楽しいところもあるんだけどね。
端的に言って60点くらいの映画。まぁ『X-MEN』シリーズって全部そんな感じなんだけど😅
過去と未来
今更ながら初鑑賞。
旧三部作と新シリーズを繋げた作品。
よくあるタイムスリップ物とは違って意識だけ過去に飛ぶというのはなかなか斬新。
タイムスリップが無い状態でこの歴史を辿って旧一作目に繋がるのか?
という疑問はある。
しかし沢山のキャラが見れたのは良かった。
未来パートのアクションは色んな能力が見れるし激しいバトルだけど過去パートに重きを置いてるから若干盛り上がれなかったかも。
センチネル強すぎる…
クイックシルバーのアクションはもう少し見たかったな。
ユニークで楽しめた。
ウルヴァリンばかり目立つのではなく各キャラにしっかり存在感があって良い。
アクションよりもドラマ部分が多い気がしたけど見応えはあった。
ハッピーエンドの作品で良かった。
チャールズの願った未来
旧シリーズの4作目、新シリーズの2作目の位置付け的な作品でした。2つのシリーズをクロスオーバーした作品はなかなか斬新で良かったです。シリーズスタートからのチャールズの宿願であった人間とミュータントとの共存がこういう形で実現できたのは、1からシリーズを見ている者としてはやっぱり感慨深いですね。
冒頭からミュータントとセンチネルのバトル。迫力があって良かったんですけど、若干ファンタスティック・フォー感が強かったですね。ブリンクの能力はおもしろいですね。クイックシルバーの戦い方がユニークで見ていて楽しかったので、もっと出番があったらよかったです。そして、キティちゃん、ファイナルエディションから能力変わりました?すり抜ける能力だけだったのに、バージョンアップしてる。ストームは作品が進む度に髪の毛短くなりますね。個人的に、最初の長銀髪が魅力的だったので、ちょい残念です。
JFK暗殺は、エリックの関与があったという歴史へのミュータントの関与も新シリーズ恒例で好きです。
上のキティの能力のこともそうだけど、疑問と感じることがいくつか。。
・73年でミスティークが捉えられたけど、旧シリーズのスタート時には、マグニートーとミスティークはコンビだった。73年からシリーズ1作目までがうまく繋がらない。ミスティークは遺伝子情報を取られたのは知ってるはずなのに、旧シリーズではセンチネルのセの字も出てこなかったし。。
・ローガンの意識が現代に戻ったとき、新しい歴史の昨日までの記憶がなくなってたのはなぜなのか?昨日まで、新しい歴史を生きていたローガンはどうなったのか。。
最後に。新しい歴史に変わったことで、旧シリーズの物語が存在しない話になってしまったのは、ちょっと残念ですね。。
…区切り…リセット…世代交代…継承…
"X-MEN" シリーズ通算第7作。
DVDで鑑賞(吹替)。
原作コミックは未読。
初期三部作と「ファースト・ジェネレーション」から始まったプリクエル・シリーズの出演者が一堂に会した、文字通りのオールスター映画。自然とキャストの顔触れが豪華極まりないことになっている。それだけで充分胸アツだった。
過去と未来を繋ぐのは我らがウルヴァリン。ミュータント滅亡の危機を回避するため1973年にタイムリープし、若きプロフェッサーやマグニートーらと共に立ち向かう。
ふたつのシリーズを接続し、双方の物語を一旦完結させた上で、時間軸をリセットし新たな始まりを描くと云う離れ業をやってのけていて、それらを成立させた構成に舌を巻いた。
が、一筋縄で行かないのが本シリーズの醍醐味じゃなかろうか。マグニートーの暴走やミュータントを巡る考えのぶつかり合いなど、永遠のテーマをきちんと内包していた。
時間軸がリセットされたことで、数々の批判に曝された初期三部作が無かったことになり、現在継続中のプリクエル・シリーズから新しい展開を模索することが可能となった。
ただ単にリブートするだけでなく、これまでがあった上での再スタートは、シリーズが築き上げて来たものを大切に考えていることの証明のようで、とても好感が持てた。
シリーズを継続する上で、巧みな世代交代である。キャスト交代もやり易くなっただろう。橋渡しをシリーズの象徴であるウルヴァリンが担うのも、上手く出来ていると思った。
[以降の鑑賞記録]
2020/03/21:WOWOWシネマ(字幕)
2024/08/07:Disney+(吹替)
※修正(2024/08/07)
ついにクイックシルバーでた! うれしい!
X-MENシリーズは内容が矛盾してる部分があり少し今回の内容の整理に時間がかかった
未来が変わって無事学校を作ることが出来てよかった
未来パートだけが盛り上がる、旧作ノスタルジー作品。
2014年6月上旬にMOVIX昭島にて、2D字幕版をレイトショーで鑑賞。
マーヴェル・コミックスの重鎮であるスタン・リーが生み出し、2000年に20世紀フォックスによって映画化され、昨今のアメコミ原作映画の量産化に貢献した『X-MEN』シリーズ。そのなかで新旧の人気キャラが勢揃いし、過去と未来をめぐって、話が入り乱れるほど複雑化するほどの話を描いたのが本作『フューチャー&パスト』で、シリーズの一作目と二作目のブライアン・シンガー監督がメガホンをとった意欲作になっています。
ミュータントを駆逐する為に開発されたロボット“センチネル”の大暴走で、荒廃した近未来の地球において、劣勢に追い込まれた“X-MEN”は一つの計画を実行に移す。それはキティ(エレン・ペイジ)の能力でウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)の意識をセンチネルが開発される前の1970年代のアダマンチウムを移植される前の彼自身へ転送し、若きプロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)やマグニートー(ミヒャエル・ファスベンダー)と共に開発計画を阻止する為に動かせるというものだった(粗筋、以上)。
一作目の公開当時に小学6年生だった自分にとって、このシリーズは思い入れが強く、『X-メン』から『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』までを愛してやまず、“少数派への迫害と共存”という重厚感のあるテーマを掲げながら、多種多様な能力を持ったミュータントのキャラクターを魅力的に描き、シリアスになり過ぎずに話を成立させていて、楽しさが満載な点に惹かれ、「自分がミュータントだったら、どんな能力が欲しいか」といった事を想像する事も少なくなく、フィギュアや小説、サントラなどのグッズを買い集めるほどハマっていた時期があったので、第三弾の『ファイナル・ディシジョン』でシリーズを離れたブライアン・シンガーの本作での復帰は嬉しく、主要スタッフも『X-MEN2』から殆どが続投し、ジョン・オットマンによる同作のテーマ曲が使われていたりとファンにとっては非常に喜ばしいものばかりで、その点を楽しみました。
私は第五弾の『ファースト・ジェネレーション』は気に入っていません。ヒットはしても評判の悪かった『ファイナル・ディシジョン』と『X-MEN ZERO』を無かった事にしているのが非常に不満(“ファイナル・ディシジョン”の印象は初鑑賞時には、あまり良いものではありませんでしたが、作品そのものを無かったことにしなければならない程酷い作品ではない)で、若き日のプロフェッサー、マグニートー、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)のキャラが“旧作”からは大きく変わりすぎていたり、主役が誰なのかが分からなかったり、旧作で演じたパトリック・スチュワート、イアン・マッケラン、レベッカ・ローミンの圧倒的な存在感からは信じられないぐらい地味な俳優が扮し、悪役を演じたケヴィン・ベーコンに食われ、良かった点はシンガー監督のプロデューサーとしての復帰に伴い、彼が離れた事で失われた迫害のテーマの復活、故マイケル・ケイメンが一作目で手掛けた“ポーランド収容所”のスコアが使われているぐらいで、話も全体的に盛り上がらず、退屈したので、自分のなかでは「“X-MEN”は終わった」と思ったほどガッカリし、本作には、そこまで期待せずに観ました。予想よりは遥かに面白かったです。しかし、それほどの作品ではありません。
本作で最も盛り上がるのはスチュワート、マッケラン、ハル・ベリー、エレン・ペイジ、ショーン・アシュモア、ダニエル・クドモアらが登場する未来パートであり、本作の段階で一作目から13年が経過していた事で、流石に皆、年を取り、あの頃のような初々しさはありませんが、『ファースト・ジェネレーション』では無かった事にされた『ファイナル・ディシジョン』の設定が復活し、同作でキティ役を演じたペイジの再演、僅かに登場したセンチネルの大活躍、それに翻弄される“X-MEN”たちが直面する脅威に必死になって立ち向かう姿は常にハラハラし、過去作の経験が殆ど役に立たず、シリーズ最大級の困難な状況に追い込まれるという展開が非常に良く出来ていて、これだけで満足ができ、観る価値があったと思え、「もっと彼らの活躍を見ていたい」という気持ちになりました。この部分が本筋だったら良かったのに、そうではないのが残念です。
本筋である70年代のパートは『ファースト・ジェネレーション』とは違い、ウルヴァリンが大活躍し、若きプロフェッサーたちを引っ張っていく役目を担い、ウルヴァリンにとっては因縁のある人物が出番が短くても登場し、それで僅かに事件が起きたりするので、『ファースト〜』よりも面白く、納得できる部分も多かったのが良かったですが、マカヴォイ、ファスベンダー、ローレンス、ニコラス・ホルトといった若き時代の主要キャラが相変わらず存在感と魅力に欠け、ヒュー・ジャックマンが居ないと全く成立しないシリーズである事を改めて感じさせ、プロフェッサーの学園の地下にあるお馴染みの特徴的な通路やセレブロ・ルームが出てくることや若きマグニートーが未来パートに近いコスチュームを着て、暴れまわるところは『X-MEN』らしいと言えますが、ミスティークは演じたローレンスが本作製作までの間に『ハンガー・ゲーム』シリーズの大ヒットや『世界に一つのプレイブック』でのアカデミー賞の受賞による変化の為か、本来の姿で居ることが少なく、ローレンス自身の姿の登場が多いので、旧作に話が繋がらないのであれば、理解は出来ますが、旧作と繋がっているのを前提としているようになっているので、ローレンスの姿はミスティークが本来の自分から逃げ回っているようにしか見えず、『X-MEN2』でナイトクローラー(アラン・カミング)から「君は何にでも姿を変えられるのに、何で、そのままの姿で居るの?」という質問に対して、「その必要がないからよ」と答えていたのとは矛盾していて、あまり納得の出来るものではなく、ローレンスはミスキャストだったと思います。70年代のパートで一つ良かった点を挙げるなら、それは若きトードが僅かに出てくるところで、まだ青年なので、一作目でレイ・パーク(“スター・ウォーズ/ファントム・メナス”のダース・モール役。彼が素顔で悪役を演じていたことを知り、興味を持っただけに愛着がある)が演じたキャラと繋がって見えるところは少ないですが、これが個人的には最も良かった部分でした。
劇場で観て損をするような作品ではありませんが、本作は自分のなかで冷めた『X-MEN』に対する熱意を取り戻す作品にはならず、未来パートの懐かしい面々や描写などにノスタルジーを感じただけなので、それ以外に心に残るものが無かったのが非常に残念で、勿体無い印象を持ちました。それだけ自分が年を取ったという事なのでしょう。
空間的・時間的に壮大なスケール
ミュータント達が総動員で、力の限りを出し尽くしても勝てない未来。
このまま行くと辿り着くそんな壮絶な未来を変える為に過去へ。
原題からすると、「未来にとっての過去」ってことでしょうか。無事に違う未来を導けたのなら、なかった筈の過去の日々?いや、今回描いた過去が新しくあるべき過去か。ややこしい。
てんこ盛りですが、よくまとめたと思いました。
Quicksilverが爽快な所を全て持って行きました(^.^)
旧シリーズや前作、全てなかったことに?次作のためのリセット用のようです。
それにしても何でもアリですね。
JFKがミュータント⁈
Nixon役、結構似てましたね。
強いて言うなら、テーマは"Cloud Atlas"的でした。
"Countless choices define our fate. Each choice, each moment (is like) a ripple in the river of time. Enough ripples... change the tide, for the future is never truly set."
We need you to hope, again. ブライアン・シンガーが監督として復活したX-Menシリーズ7作目
スピンオフのウルヴァリン2作を含めると7作目になり、これまでの総決算的な内容になっています。何だかんだでけっこう作品多いな!しかし、今回は過去と未来とキャラクターが交差して、これまでずっと追っかけてる自分としてはとても楽しめました。
なんと言ってもセンチネルの出てくる絶望感がハンパない!!原作コミックでも強いセンチネル、これまでは第三作目の冒頭、デンジャールームでの特訓の時にちょこっと出ただけだったのですが、今回は最強の敵として存分に暴れてくれます。
元々ミュータント向けに開発されたセンチネルがミュータントを産む人間も標的にして、未来は大変な事になってしまい、それを過去に戻って修正するという、いわばターミネーター的なストーリーなのですが、この原作がコミックで書かれたのは1980年。ターミネーターが制作されたのが1984年なので、こちらがよっぽど古いですね。
話の中心はチャールズ、エリック、レイブンです。ウルヴァリンも出てきますが、あくまでもナビゲーターなポジション。ヤサグレまくって引きこもっているチャールズを引っ張り出す役目です。エリックはやっぱりヴィランが似合いますね。助け出されて共闘するかと思いきや、レイブン殺そうとしたり、センチネル乗っ取って球場破壊して大頭領攻めに行ったりとやりたい放題です。見所が一番多いキャラですね。
でも今回一番のメインはレイブンではないでしょうか?エリックと袂を別った後もベトナムに行ってたり、博士を暗殺しようとしたり、ミュータントの為に孤軍奮闘しています。もちろん演じるジェニファー・ローレンスの人気もあるでしょうけど、前作よりキーキャラクターとして大きく成長した感があります。
新しいキャラとしてはいきなり出てきたクイック・シルバーが良かったですね。原作ではマグニートの子供で、アベンジャーズに出ているクイック・シルバーと同一人物。クイック・シルバーとスカーレット・ウィッチはX-menでもあり、アベンジャーズでもあるので、それぞれ権利が違う2つのシリーズにどっちも出れるという不思議な現象が起こってます。ちなみに妹は赤い服を着てましたが、スカーレット・ウィッチ?それともポラリス?
さて、今作品で出番を殆んど削られてしまったアンナ・パキン演じるローグ。1作目ではメインだったのにドンドン出番がなくなっている可哀想なキャラなのですが、このローグのシーンを追加した「ローグ・エディション」がより深く作品を理解出来て面白かったです。アメコミ映画なのに149分もあるのはちょっと長いですけどね。ローグの登場シーンだけでなく、レイブンとハンクのやり取りが増え、その他にもちょこちょこシーンが追加されてます。そして吹き替えがゴーリキさんから牛田裕子さんに戻ってるということで吹き替え好きな方にもオススメです。
古今東西のキャラが出るのでアメコミファンはもとより、これまで映画でX-menを追っかけてきた方もきっと楽しめる今作品。さすがに一見さんお断りですが、好きな人には満足の行く仕上がりになってました。
d
ストーリー自体は悪くないはずなんだけど後の出来事がすべて変わるということは、今まで見てきたのは何だったんだ、、っていう少し疑問?というかもやもやが、、前作に続き若き頃の皆のエピソードはおもしろい。ただたまに時系列が分かんなくなる、、
かっこいい
このシリーズはパトリック・スチュワート目当てで観てると言っても過言ではない。
パトリックはTNGの頃からどっぷりはまってますが、ずいぶん歳をとりましたね。
このシリーズは毎回スケールが増し、VFXもパワーアップしてると思います。
一番好きなシーンはエリックを脱出させる時の一瞬、時が止まったような描写がされたピーターが活躍したシーンです。
過去に戻り歴史を変えられるのは素敵です。
次回作も期待
Xーmenシリーズは全て見ているんですが、今回も面白い
ですね。ヒュー・ジャックマンがかっこいいです。
ストーリーも中々手に汗握る展開でした。
現在と過去で壮絶な戦いが繰り広げられるんですが、
現在の敵が強すぎて、味方がどんどんやられていってしまう所は、
かなりの絶望感です・・・。
今作にもミスティークというキャラが出てきます。
その声優さんが今回は剛力彩芽さんいうのを事前に知って
いたんですが、私はそこまで抵抗感はなかったですね。
多少の違和感はあったんですが、あれはあれでいいと思います。
Xーmenシリーズは好きなのでこれからも応援していきたいです。
次回作も楽しみだね。
力業リブート!
随分前に観て、この度ジェネシス・ターミネーターを観たので、これを期に。
X-MENのコミックは歴史が長過ぎて、様々な時間軸があり、回収仕切れない話、キャラクターまであると聞く。そう言ったバックボーンがあったればこそ、この映画はX-MENの映画としてはアリなんだろね。そして、そこをアリとするかしないかで、この映画自体のアリ、ナシは観る側として決まるのでは。と思う。
これによって、過去数作の時間軸はパラレルになる。これがOKならなんでもアリ。でも、一回切りならいいよね?みたいな?
コミックでは無く、実写で、ある程度同じキャスト・キャラクターを引き継いでシリーズ延命を力業で行ったリブート。次の「アポカリプス」で真価が問われるのかな。でも、観ようと思うおれみたいなのがいるんだから、アリになっていくんだろね。楽しみにしちゃってんだから。
過去と未来の狭間で今が見たもの
「総製作費アベンジャーズ超え」
何だかんだ言ってXーMENシリーズを全部見てきたが、今回のフューチャー&パストは内容、興業収入、評価を見たら映画として成功しているのだろうけども、自分の中では正解とは言えない。
待ちに待った、待ち続けた作品だったために
期待値を上げすぎたのも1つの原因か…
前作マシュー・ボーン監督作品「ファーストジェネレーション」が面白すぎたのが…傑作すぎたのが…原因か原因か…
とにかく1回目を映画館で見終わった時に、
「嘘だ。嘘だ。」と映画館を出て午後の紅茶ミルクティーをベンチに座りながら飲んで
「嘘だ。嘘だ。」と言いながら、即2回目を見て「嘘だ。嘘だ。」と言いながら自宅に帰ったことだけ覚えている。
結論から言うと「あれだけ?」ってなる。
この作品、一番の盛り上がりポイントは
「冒頭のセンチネルとの戦闘シーン」
「中盤のクイックシルバー激走シーン」
くらいかな
しいて言えば、最後のセンチネルとの戦闘シーンも付け加えたいが、流石に冒頭と全く一緒の展開を見せられて盛り上がれと言われましても…「いくらなんでも皆弱すぎだろ…もっと作戦練っといてくれないか…」と見ていて突っ込んでしまったくらいだ。
致命的だったのはクイックシルバーの見せ方をカッコ良くしすぎた事だろう。
あれを見せられた後、
いくらプロフェッサーとマグニートの会話を見せられても、野球場を浮かせても
全くテンションが上がらない。
終盤の展開が全くクイックシルバーに勝て無い。
また内容が言わずと知れたターミネーターと非常に酷似しているために「ターミネーターの方が金使って無いのに、あの面白さ。
なのにフューチャー&パスト…おい…」
悪口だけになってしまいそうなので
ここら辺で終わらすが、良い映画なのは知っているが自分は乗れなかったと言うことを伝えたかっただけなのである。
フューチャーをパストしまてす!
とりあえずクイックシルバーァァ!!!!!
って感じです。
555のアクセルフォーム感。カブトのキャストオフ感。が出てて最高。
あの見せ方は能力欲しくなっちゃう。
最後ジーンとかスコットも蘇ってるのは
ちょっと納得しずらいけど
いちおオムニバスってのをを差っ引いても
ちゃんとこの後X-MEN ZEROに繋がる(今回の事でストライカー大佐がレイヴンになった)みたいな想像もできて楽しめた。
結局みんな生きてたからいいけど未来のミュータント達のやられっぷりが
ちょっとおもしろかった。
鋼の奴とかブリンッとかいって真っ二つになってた。
あと目に黒いペイントしてたやつ敵が来るの知らせる係みたいな感じで、戦いのとき何してんのよ。ねえ。
過去と未来
とうとうぶっ飛んだ内容を映画化しましたね。
過去と未来が融合するお話です。
未来編ではお久しぶりなキャラクターがわんさか出てきてニヤリとしました。
過去は相変わらず歴史上のできごとと上手く絡ませていてgood。
ただ、前作『ファーストジェネレーション』でいい終わらせ方をしたのに無理やりねじ曲げた感があるような…。
主人公はウルヴァリンなのか、チャールズなのかエリックなのか?と思ってしまうほど三人のキャラが薄い。
ジェニファー・ローレンスを推したかったのだろうが、推しすぎ。
最後は未来がガラッと変わっておしまい。
良く言えば、未来が平和になっておしまい。
悪く言えば、今までのことは全部なかったことにした。
てな感じですね。
どうか導いてくれ
X-MENはマーベル・コミックの中のスーパーヒーローものを映画にしたものであり、本作はシリーズ通算7作目の映画である。(ウルヴァリンものも含む)
内容としては近未来でセンチネルというロボット軍隊がミュータント排除に動いている中、精神を過去に送ることのできる能力を持つキティ・プライドの力を使いウルヴァリンの精神を過去に送る。(体がウルヴァリン以外もたないため)
そして、若き日のプロフェッサーXとマグニートを協力させミスティークがつくった未来への原因を阻止しようとする・・・
前置きとしてX-MENは単にヒーローものではなく、人間が異端な人たちを排除する差別が一つのテーマであることが明白ですがそれに連なって反戦争などの色んなテーマが掲げられてるので自分的にはかなり好きな作品の一つです。
そして冒頭の数分のミュータントとセンチネル戦いで誰もが思うことはミュータントと一人のウォーパスが掟ポルシェさんに激似な事(笑)
これは日本人で知っている人なら誰でも思うことだと思います。
良かった点はまず戦いのシーンが工夫されていること。
冒頭のセンチネルとの戦いは単純に能力を出し合う戦いではなくミュータント同士の連携で敵に立ち向かうところとか見てて爽快だった。
特にブリンクのテレポートやウォーパスの身体能力は未来の思考の戦い方というかまあセンチネルから逃げるための時間を稼ぐためのい戦い方なんですが良かったです
次に、本作ではより個々のキャラクターの心情が上手く表現されていたところ
具体的に言えば人格者であるプロフェッサーXは心が繊細なために周りの苦しむ声(能力で頭に自然と聞こえる)に耐えられず病んでしまうがそこから立ち直るところやマグニートの未来を守るために冷酷なるがどうしてもチャールズ(プロフェッサーX)を裏切れないところ。(シリーズを通したこの関係は個人的には凄く好きです)
あとは、いわずもがなクイックシルバーの活躍
ヘッドフォンで80年代の音楽をかけながら時が止まったかのように音速で敵を一掃してしまう
まああとは個人的にマグニートの野球場をぶっ壊しですね(笑)そこまでする?wって心の中でつっこみながらもめちゃくちゃあがりましたね!(もう映画館でマグニートと同じポーズをしたくなるくらいw)
悪い点は、過去の作品との色々な矛盾点がでてしまうこと
これは映画のX-MEN特有といえばそうですがシリーズを通してみている人達にとってはあれは?なんだったんとかなんか見てて感情移入しにくい場面が出てしまう。(マグニートは能力失ったんじゃないのとか)
次に、未来のシーンが少なすぎて過去のとの対比があまり描かれてないこと
これにより今の未来に対する原因ぐらいしか説明されていなくて近未来なのに人間が住んでる感がほぼゼロでミュータントVSロボット(センチネル)の時代としか思えない
(もしロボットが暴走してミュータントだけでなく人類に対して攻撃していたとしても管理する人物なるものは必要かと)
あとは、マグニートを救出する際に映像がざらざらのテレビで監視としてるのに地下は近未来風の施設ギャップがあり過ぎですね
自分が観たの公開から暫く経ってからでしたので客が自分しかいなかったですが、レビューの多さや公開規模からして結構注目度の高い作品であったことは間違いないと思います
まだ公開していますしこの手の迫力のある作品は絶対に映画館で観たほうがいいと思います
※エンドロールが終わるまで席は立たないでください
次回の予告につながる映像が流れます
うーん~_~;
もっとド派手なのを勝手に期待してた。
ミュータント全員が集まって、ハチャメチャに戦う感じのを。
ファイナルデシジョンばりのバトルを。
未来と過去は同時進行だけど、交わらないんだね(^^;;
その辺が思ってたのと違ったこともあって、消化不良な感じ。
集結するのかと思ってた。
ローガンの爪は、やっぱりアダマンタイトじゃなきゃ(^^;;
マグニートー、、、やはりお前って奴は~_~;
クイックシルバーは最高にカッコいい^_^!もっと観たかった(^^)
そしてミスティークは最高に美しい!!
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