「過去と未来の狭間で今が見たもの」X-MEN:フューチャー&パスト 映画と共に去りぬ(簡易版)楽しく見ようよ映画なんだからさんの映画レビュー(感想・評価)
過去と未来の狭間で今が見たもの
「総製作費アベンジャーズ超え」
何だかんだ言ってXーMENシリーズを全部見てきたが、今回のフューチャー&パストは内容、興業収入、評価を見たら映画として成功しているのだろうけども、自分の中では正解とは言えない。
待ちに待った、待ち続けた作品だったために
期待値を上げすぎたのも1つの原因か…
前作マシュー・ボーン監督作品「ファーストジェネレーション」が面白すぎたのが…傑作すぎたのが…原因か原因か…
とにかく1回目を映画館で見終わった時に、
「嘘だ。嘘だ。」と映画館を出て午後の紅茶ミルクティーをベンチに座りながら飲んで
「嘘だ。嘘だ。」と言いながら、即2回目を見て「嘘だ。嘘だ。」と言いながら自宅に帰ったことだけ覚えている。
結論から言うと「あれだけ?」ってなる。
この作品、一番の盛り上がりポイントは
「冒頭のセンチネルとの戦闘シーン」
「中盤のクイックシルバー激走シーン」
くらいかな
しいて言えば、最後のセンチネルとの戦闘シーンも付け加えたいが、流石に冒頭と全く一緒の展開を見せられて盛り上がれと言われましても…「いくらなんでも皆弱すぎだろ…もっと作戦練っといてくれないか…」と見ていて突っ込んでしまったくらいだ。
致命的だったのはクイックシルバーの見せ方をカッコ良くしすぎた事だろう。
あれを見せられた後、
いくらプロフェッサーとマグニートの会話を見せられても、野球場を浮かせても
全くテンションが上がらない。
終盤の展開が全くクイックシルバーに勝て無い。
また内容が言わずと知れたターミネーターと非常に酷似しているために「ターミネーターの方が金使って無いのに、あの面白さ。
なのにフューチャー&パスト…おい…」
悪口だけになってしまいそうなので
ここら辺で終わらすが、良い映画なのは知っているが自分は乗れなかったと言うことを伝えたかっただけなのである。