「リセット」X-MEN:フューチャー&パスト クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
リセット
ミュータント絶滅しちゃうから、ちょっと昔に戻ってやり直せませんかね?、というタイムリープ作品。
「アベンジャーズEG」でも同じ事やってたから、劣勢からの逆転要素って結局これしか無いのかな。
でもこの作品の肝は、前作からの若いミュータント軍団の歴史の描写で、そこで暗躍するのが、前作でまさかのちょい役ウルヴァリン。
今回も歴史上の事実を少し踏まえつつ、JFKの件はもっと掘り下げて欲しかったが、ミュータント殺戮マシン:センチネル開発者トラスク博士も当時のアメリカっぽいのがイイ!
エリックとチャールズのアツアツブリも相変わらずで、ハンクのレイブンへのほのかな恋心とか、「パスト」部分で不満があるとすれば、ウルヴァリンが暴れたのは冒頭の車奪う所くらいで、あとは彼はずっと頭抱えてた。
それと、前作でエリックが引き連れて行った仲間たちが、映像無し台詞のみで片付けられてるのも少し悲しい。
エリックのスタジアムの件とかも要らなくない?
何のため?
「フューチャー」部分は新キャラ結構いましたが、特徴描くヒマなく死んでいくのばかりで、掟ポルシェ似の人と、みんな大好きオマールシーが全く見せ場無しというのが残念。
まあ旧作新作の役者がみんな揃って、「ハイ!全て無かったことにしまーす」としたのは、そこそこ愛情感じられるから良し^_^
あと、ラストもう少し明るく終わって欲しかったかな。
なんだかんだ文句多いなー。
でも前作同様大好きな作品でした。
次もあるよ的な最後の映像は要らないかな。
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