「映像表現として斬新」家族ゲーム shigesaku 007さんの映画レビュー(感想・評価)
映像表現として斬新
森田芳光監督作品を観たのは遅くここ三、四年である。「それから」「黒い家」そして「39刑法第三十九条」の順であるが、最近「黒い家」「39刑法第三十九条」の二度目を一気呵成に観て、監督の出世作の「家族ゲーム」を観てみたくなり、観賞、そしてレビューまで書きたくなった。「39刑法第三十九条」の気味の悪い映像表現はほかのサイコサスペンスホラー映画を遙かに凌駕している。それでもしやと思ってこの「家族ゲーム」を観た。はるほどなと納得しました。天賦の才が監督にはあった。映像表現に関しては、小津安二郎監督の「東京物語」とは正反対の極みかもしれない。
コメントする