「相手の目を見なきゃ、乾杯じゃない」ラスト・ベガス shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
相手の目を見なきゃ、乾杯じゃない
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映画「ラスト・ベガス」(ジョン・タートルトーブ監督)から。
主役級俳優4人の勢揃いの作品に、彼らも歳を重ねたなぁ、と
私自身の老後も意識せざるを得ない感覚で観終った。(笑)
60歳という年齢は、私たち男性にとって、
精神的にも体力的にも節目なのかもしれない。
「まだまだ若い年齢」なのか「もう老いた年齢」なのか、
もうひと頑張りできる年代なのか、安定を求めるべきなのか、
いろいろな角度から考えさせられることには違いない。
人生の後半に、ラスベガスで弾ける彼ら4人組は、
ギャンブルをしたり、恋をしたり、そして友情を深めたり、
「心が体の衰えを受け付けないんだ」という台詞など、
心に響くシーンも盛りだくさんだった。
特に、この感覚は忘れかけていたなぁ、と感じたフレーズ
「相手の目を見なきゃ、乾杯じゃない」
「目を見ないと愛は伝わらないわ」・・・
歳を重ねてくると、照れくさいのか、目線が怖いのか、
意外と相手の目を見ることが減るなぁ、と反省。
これからも「目を合わす」こと、意識しようっと。
P.S.
薬中毒の若い女性が近づいてきて、こう尋ねるシーン。
「クスリある?」「血圧の?」
この切り替えし、思わずメモしてしまった。(笑)
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