救いたいのレビュー・感想・評価
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観る方も辛い映画
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原作者の川村隆枝さんは当時、仙台医療センター麻酔科の医長でしたからいわば実話に近いヒューマンドラマですね。旦那さんも医師ですが2013年に脳出血で倒れて半身不随になり、川村夫妻は介護生活を余儀なくされました。2018年に「夫の介護が教えてくれたこと」を出版されています。
映画では川島夫妻ですが、ご夫婦の地元への献身的な働きぶりが軸となり、震災のトラウマから恋愛できない麻酔医や義理の母と暮らす未亡人の看護師などをサイドストーリーとして描いています。
震災がリアルなだけに名の売れた俳優さんたちが登場すると、どこかつくりもの感が拭えない、妙な違和感があるのは何故でしょうかね、特に水産加工場の主、町の顔役の津川雅彦さんの臭い演技には閉口しました。
震災後3年経っても、まだ亡骸さえ見つからず、心の癒えない人々、後世に伝える意味での映画化の役割は大切ですし分かっているつもりでしたが正直、観る方も辛い映画でした。
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ハッキリ言って駄作
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このキャスティングでこれかよ、って感じです。
何のメッセージ性もないです。
「命を救う現場の緊張感」も出ていない。
「妻と別居してまで小さな診療所を開く意義」もいまひとつ伝わってこない。
津川雅彦さんや堀内正美さんが中心となって行う秋祭り復活の話は、完全にムダ。
震災復興を中途半端に入れているので、主題がぼやけてしまいました。
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