「内容が薄い、古臭い、そしてヌルい。」オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 Opportunity Costさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0内容が薄い、古臭い、そしてヌルい。

2014年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

正直、内容が薄い、古臭い、そしてヌルい。
何より彼女であるストーミーがウザい。

オッドとストーミーは四六時中「好きだ」「愛している」の繰り返し。
加えて両親と疎遠なオッドの母親的な役割も果たすストーミーは
所々でオッドに説教をしてオッドを鼓舞する。
この遣り取りが非常に鬱陶しい。暑苦しい。

オッドと彼女であるストーミーの遣り取り、
加えて警察署長夫婦との遣り取りがあまりにヌルいので
96分と比較的短めな作品にも関わらず大分早い段階で飽きが来ていました。

『凄惨な死に群がる死霊ボダッハ』という設定、
そして死霊ボダッハのビジュアルは良かったんですがね。
彼等にまつわるルールも途中でブレブレになるので
前半のフリが後半には意味不明に。
気が付かれたら…云々は一体何だったんだ??と。

原作は「オッド・トーマス・シリーズ」として4作品出ており
今回は最初の「オッド・トーマスの霊感」を基にしているらしいですが。
劇中にも次回作を匂わした作りにはなっていますが。。

多分、次回作は無いと思います。
少なくとも自分は観ないです。

『全米公開に先駆けて“期間限定”日本公開決定!!』
という煽り文句に魅力を感じる方は是非。
(本当に全米公開するのか!?という疑問はありますが。。)

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Opportunity Cost