美しき棘のレビュー・感想・評価
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アンニュイな雰囲気がフランス映画らしい
レア・セドゥ好きなので鑑賞しました。
第二次性徴?の様に見えたのですが、この時期の不安定な感じ+アンニュイな雰囲気がフランス映画らしかったです。レア・セドゥはこの後直ぐに“アデルブルーは熱い色”ですか?さすが、雰囲気が違う。
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どこまでも暗い画面に気が沈む
この雰囲気すごく好き
日本の少女マンガの映画化?
突然母親を亡くした16歳のプリュデンス。父親は相続問題でカナダ滞在中、母親のいない家に耐えられないと姉は家に寄り付かず、ひとり残されたプリュデンスは万引きをしてみたり、バイクの暴走グループを追いかけてみたり、あてもなく彷徨う。そんな彼女をいとこのソニアは自分のことしか考えていないと非難するが、もちろん彼女も母親の死を悲しんでいない訳じゃない。
突然過ぎた母の死をどう受けとめ、どう悲しんでいいのか分からないのだ。
ほとんど表情を崩さないプリュデンス(レア・セドゥ)が最後に見せる表情はいい。
しかし、ストーリは日本の少女マンガを思わせるありきたりなものだし、これはいい意味でも悪い意味でも、レア・セドゥありき、彼女なしでは成立しない作品だなあと思う。
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