ホットロードのレビュー・感想・評価
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時代を朝焼けの透明感で表現した映画
原作では昭和の時代の中での暴走族の少年と 家庭で親の愛情から取り残された少女の純愛のストーリーなのだが、映画では主演の和希を演じる能年と 春山を演じる登坂のこれまでの日本映画では観られないような透明感が感じられる映像の中で表現されています。
原作で描かれている時代背景の中での暴走族の怖さや、アウトロー的な物は映画の中ではほとんど感じられないものの、朝の湘南をバイクで走りぬける映像の美しさは特筆物です。
能年玲奈の目の輝きと 海にさす光の輝きが重なり合って 綺麗で透明感のある映像を見ることが出来ます。
ラストで流される 尾崎豊の名曲「OH MY LITTLE GIRL」のなかで その余韻のなかで 見終った観客が座席を立ち上がろうとしない映画でした。
尾崎豊の歌が素晴らしい
映画自体はストーリー性もなく、共感もできず。かなり残念な作り。能年玲奈は可愛いが、このキャラに全くあっていない。演技も良くなくて浮いている感じ。
最後の尾崎豊のエンディングソングが素晴らしく映画自体がかすんでしまった。
最高!!!
夜明けの海の綺麗さ
青春時代。見て良かった。
もろ思春期。一緒に育って思いが深い作品です。
がっかりさせられるカモという思いがありホンマギリまで迷いました。
けど評価が良かったので覚悟をして見に行きました。
始まり。この入りかた…懐かしい~…。
他の方も書かれていますが、冒涜されずかなり忠実に作られていて、原作通り凄く綺麗な映像でした。
この色々突っ込まれる難しいご時世にどうやって纏めてくるのかとも思っていましたが、お見事。
昭和と今の時代がうまく交わっていました。
昭和を知っている私は最初は若干こっぱずかしさみたいなものもありましたけど(^^)
春山&トオルさんはあら?年が大分上やない?と思いましたが、終わってから落ち着いた年上の人がやっぱ良かったのかなと思いました。
能年ちゃんも目が綺麗で素直さがはまっていて良かったです。
他のキャスティングもイイ!バイクの音も良かったなー。
もう一回、ビデオが出たら是非見たいと思います♪
クリアです。
ホットロード感想
一途な愛
若者のすべて
いや好きですね、この映画。
めっちゃ青春してるじゃないですか。何より雰囲気が良いんですよ。全体的に薄青を基調としてるというか。濃い青より、淡い青というか。映画全体を包む色合い、作風が気に入りました。
打ち明けますと、自分、この原作には正直疎いんですよね。存在は知ってましたけど、自分より世代が上の漫画なんですよ。でも、まあこの感じはよく分かります。分かるというか、ああ、漫画が原作なんだなあ、て。
何て言うんでしょう。こう、あの80年代、90年代初頭辺りで見られた少女漫画的な展開というか。素行の宜しくない子が親友だったり、ヤンキーや暴走族の描写だったり、恋愛に発展するプロセスだったりがモロにテンプレというかね。
で、それを恥ずかしげもなく堂々と真っ正面から描いてるでしょ。嘘が無くて、凄く正直で良いと思ったんです。下手にアレンジなんてする必要ないんですよね(実際はどういう風に手が加わってるのか知りませんけど)。それに、無理矢理で現代に置き換えたって辻褄が合わないでしょうしね。スマホなんて出されたら成立しないし。
でもそうした諸々を良い方向に持って行った、全体的な雰囲気を損なわぬまま見事に物語を運んでくれたのは主演の能年玲奈ちゃんですよね。彼女が主演だったからこそ成功したと言っても大袈裟じゃないというか。これがシャキシャキとした鋭い眼差しのクールな女優さんだったら上手くいかなかったんじゃないかなと。能年ちゃんのぽわんぽわんした演技が、この独特の空気感を生みだしたんじゃないかなと。
相手役の登坂広臣くんも演技経験なかったらしいですけど、頑張ってたと思います。能年ちゃんと相性が良かったんでしょうね。
みずみずしい空気感でした。
青少年の健全育成映画。
めっちゃ最高‼︎ぜひ見て
原作が、リアルタイムで、春山みたいな人と結婚する・・・と、春山に恋をして28年
原作の空気感いっぱい
台詞もほぼ原作通りで、ホットロードの世界観を存分に感じられました。
登坂さんが春山そのものに見え、
すっかりファンになってしまいました。
あえて言うのであれば・・・
当時の暴走族を知るものとしては
もっと暴走族の演出をリアルなものしてほしかったです。
もう2回見ましたが、まだまだ映画館に足を運ぶつもりです。
懐かし~。
感動しました。
若さゆえの過ちと命の儚さ。テイストは昭和・キャストは平成の物語。
【賛否両論チェック】
賛:思春期の揺れ動く感情や、抑えきれない衝動を、見事に体現。命の尊さを伝える展開にも好感が持てる。
否:台詞がかなりクサく、登場人物達もクセがありすぎるので、苦手な人は苦手かも。終わり方はやや消化不良で、若干のダラダラ感が否めない。
さすが昭和の少女コミックが原作というだけあって、クサいセリフが満載でニヤニヤしてしまいます(笑)。ただストーリーそのものはしっかりしていて、思春期に誰もが経験するようなもどかしい気持ちや、満たされない想い、やり場のない感情などが、見事に表現されています。それに付随する形で、若さゆえに軽視してしまいがちな「命」というものの儚さや尊さというテーマが、自然な形で描かれていきます。
終わり方はやや消化不良な感は否めませんが、それも「命を大事にした結果」と見ることも出来ると思います。キャストの方々も、今をときめく方達ばかりですので、是非ご覧になってみて下さい。
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