劇場公開日 2014年8月16日

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「【能年玲奈さんの魅力を存分に引き出した三木孝浩監督の手腕。】」ホットロード NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【能年玲奈さんの魅力を存分に引き出した三木孝浩監督の手腕。】

2020年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

 原作が余りに素晴らしいので、今作に対する見方が厳しいのは分からないでもないが、私は原作とそれを基に映像化した作品は別物と考えているので、今作は面白く観賞した。

 矢張り、素晴らしかったのは和希を演じた能年玲奈さんの”ガラスのような透明感”を保ちつつ、強い意志を持った少女の姿である。

 少し、能年さんが、”無理しているかなあ”と思ってしまった部分もあるが、この若き類稀なる才能を持った女優さんは矢張り素晴らしいなあと思った作品である。

<2014年8月23日 劇場にて鑑賞>

<追記>
 この作品の数年後、能年さんはあの柔らかで優しく、けれど時に激しさを表現した声で主役キャラクターを務めた素晴らしきアニメーション作品でその才能を再び発揮することになるのだが、彼女の名前を使えなくした人々にはいまだに義憤を覚えるのだなあ・・。

NOBU