インサイド・ヘッドのレビュー・感想・評価
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大人になるということ
勧めてもらって
ピクサー作品の中でも名作
ただの頭の中のドタバタ劇ではない。誰しもが乗り越えてきたはずなのに「覚えていない」物語を描くという、非常に難解なテーマでありながら、映像やキャラによってわかりやすくみせる製作スタッフの腕が素晴らしい。
伝道者7章3節
幼児向けだと思い舐めてたが後から痛い目をみた。
どうもスターマンです。
幼児向けだと思い舐めてたが何気に楽しめた。
発想が面白い! 脳の中にいる感情たちをキャラクターにするっていうのが私は、一番気に入りましたね。
[ヨロコビ] [イカリ] [ムカムカ]
[ビビリ] [カナシミ] この4つの感情が、ライリーという少女の頭の中に根ずいている。
例えば、嬉しかったら頭の中にいるヨロコビが司令を出しライリーが喜ぶ。ムカついたら イカリが司令を出し怒る。
そんな中で、悲しみだけは、孤立していた。何故なら、悲しみが司令を出すとライリーが悲しむからだ。
ライリーの思い出が詰まった思い出ボールにカナシミが触ろうとする。それを止めようとヨロコビが阻止しに行く。すると思い出を吸い込むチューブにカナシミとヨロコビが吸い込まれてしまう。そんなかとがあり二人は、司令部から遥か遠くの思い出保管庫的な場所に飛ばされてしまう。
そんなこともあり、ヨロコビとカナシミが司令部に戻るんですが、そこで色々とアクシデントが起こるんです。ヨロコビは、プラス思考で早く司令部に戻ろうとするのですが、カナシミは、マイナス思考。ヨロコビからしてみれば足手まとい。私も最初の方はカナシミを物凄くうざい目でみてました。
でもカナシミにも良いところがあったんですよ!これ以上言うとネタバレになるので伏せておきます。
まぁとにかく幼児ももちろん。大人でも幅広く楽しめる。そんな作品だと思います。
コンセプトがおもしろい
カナシミとヨロコビ
ピクサー大好き
ピクサーの作品は、リアルな親の気持ちがそのまんま作品になっているから、いつも胸をわしづかみにされる。
トイストーリーのおもちゃたちも、この作品の脳内キャラたちも、まさに親目線で主人公の子どもを愛している。
「いろいろあっても、私たちはあなたが大好き!」ってメッセージはこの上なく愛情深い。
ピクサーの作品で大きくなった22才と18才の私の子どもたちに、このメッセージは届いているかな。
自分の中の大切な島が崩壊したり、みすぼらしい島にならないように、体験や知識を積んで、豊かな島を増やしていこう。
空想の友達のことを、子どもは成長とともにいつしか忘れてしまうけれど、人が次のステージに行く大切なときに、必ず愛を持って背中を押してくれる。
ビンボンは見事に背中を押した。号泣して涙で前が見えなかった。
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