「どんな感情にも意味がある」インサイド・ヘッド 手汗さんの映画レビュー(感想・評価)
どんな感情にも意味がある
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インサイドヘッド2公開に伴い、地上波で放映していたので見ました。
はじめはカナシミがライリーに悪影響を及ぼすと思っていたヨロコビでしたが、ビンボンの悲しみに寄り添うカナシミの姿や、悲しむことによって両親や仲間たちに助けられたことがライリーの「特別な思い出」になっていることに気付き、カナシミは単純に悲しませるだけでは無いと気付いた場面はグッときてしまいました。
ヨロコビとカナシミが司令部の窓に飛んできたけど中に入れない、どうしよう!となったところでイカリを激怒させて炎で窓を割るシーンはめちゃくちゃ笑いました。そんな助け方ある?あとはイマジナリー彼氏大量生産も良かったです。
ライリーはヨロコビが他の感情を指揮していましたが、ママはカナシミ、パパはイカリが中心となって感情をコントロールしているように見えました。成長する過程でどの感情が表に出やすいかあらわしてるのかな?
ヨロコビだけで作られていた特別な思い出が、ラストでは複数の感情が混ざった思い出に入れ替わっていて、ネガティブな感情でも特別な思い出になりうることや、ライリーの心が成長していることが垣間見えて泣いてしまいました。
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