劇場公開日 2014年4月5日

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「こういうのは踏み絵だから怖いね」アデル、ブルーは熱い色 GokiPinoyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0こういうのは踏み絵だから怖いね

2014年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

寝られる

アカデミー賞と違って、パルムドールなので、
単にLGBTの過激な恋愛映画ではないんだよね。

日本の配給会社がこの映画を理解してないのか(苦笑)
「仕立て屋の恋」の時もそうだったけど、
最初、日本向けの予告編を見た後に、
本国のフランス版を見て愕然とした覚えがある。

同じ映画なのに違うとこ見てんのね。

なんでアデルがスパゲティをくちゃくちゃ
食ってるシーンがあるのか?
ご丁寧にナイフまで舐めてるし(苦笑)
凄く分かり易いと思うんだけど。

初めてフィリピンに来た時、
フィリピン人たちの衣食住などを見て、
これと大体似たような思いをしたものです。

フィリピンの場合はカネだけで知性は関係ないので、
例えば、ペッパーランチに年寄りを連れて行って、
店員に「おまえが混ぜろ」なんて平気で言いますから。

しかしね、
欧州人たちがテツガクしてる暇があるのは、
他方で炊事洗濯をする人々がいるからなのですよ。
アデルとかフィリピン人とかね。

対してつい最近までの日本人に教養に費やす暇があったのは、
炊事洗濯をするマシンを作ったからですね!

その日本も確実に格差社会に向かってる訳なので、
まぁ学生の時に「第二の性」ぐらいは読んでおくとか、
ハリウッド映画ばっかし見ないとか(苦笑)

結局(ヨーロッパでは)性差よりも身分差の方が、
より根源的だったというのが私の読みです。

LGBTについては、好きだという権利があるのなら、
嫌いだという権利も欲しいものです。
生理的にダメなものはダメってことで2点(苦笑)

GokiPinoy
浮遊きびなごさんのコメント
2014年5月17日

Gokiさん、コメントありがとうございます!
毎度長々と書かせてもらってます(苦笑)。

『アデル~』かあ……。LGBTについては別段気に
ならないのですが、まず青春映画自体に今ひとつ
食指が動かない自分……。ロマンスもの(?)ニガテ
+ハリウッドエンタメにどっぷりなんで(笑)。

そうそう、『永遠の0』へのコメントは『キャリー』
に返させてもらいました。それから半年足らずの内に
日本の状況もずいぶん変わりました。
……良い方向に変わっていると思いたいものですが。

『GODZILLA』レビューは超読みたいんですが
極力情報仕入れないようにガマンしてます(笑)。
日本では7/25公開。世界公開から2ヵ月以上も
開きがあるなんて、ファンには拷問ですよ拷問。

2ヶ月後にはしっかり読ませていただきます!
ではでは!

浮遊きびなご