「こんな街で死ぬとは・・」パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
こんな街で死ぬとは・・
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映画「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」
(ピーター・ランデズマン監督)から。
ジャーナリストとして長年活動してきた監督だったからか、
「綿密な取材に基づき描いた」感じがして、物語性は不明。(汗)
ドキュメンタリー映画に分類したほうが、分かりやすい。
だからこそ、1つひとつの台詞にも、本当にこんなことを言ったかも
・・と思わせるリアル感が伝わってきた。
特に、タイトルとなっている「パークランド病院」内の手術の様子は、
「脈はない、心拍はあるぞ」の台詞で、即死じゃなかったんだと知り、
「それは?」「コルセット?」「何のために?」「どうでもいい、外せ」
など、短い台詞が当時の緊張感を表現していた。
印象的だったのは「許可なく、テキサス州から(遺体を)動かすな」と
テキサス州の法律に従うよう関係者が主張して、国と地方が小競り合う、
そんな時、連邦警察(FBI)かシークレットサービスの誰かが、
「こんな街で死ぬとは・・」と呟いた台詞。
ワシントン(首都)だったら、こんな面倒くさいことはないのに・・
そう言いたげな態度が、面白かった。
P.S.
大統領暗殺犯とされる、リー・H・オズワルドが兄に語った台詞。
「『証拠』とやらを信じちゃいけない」
やっぱりこのフレーズが、一番意味深だったなぁ。
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