グロリアの青春のレビュー・感想・評価
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50代の恋愛映画も必要
この映画の凄いとこは
58歳のグロリアと相手の男性、
多分60過ぎくらいの男性とのベッドシーンを
ごまかさず、ちゃんと映像化してるところ。
アメリカは厳しいみたいですが
フランス映画、イタリア映画、あと南米映画も
わりときちんとベッドシーンを映像化してるのが多いっすね。
それも「グロリアの青春」の様な中年同士のもの
臆せず映像化する所が凄い。
確かに若くて美しい俳優同士のベッドシーンは
観てても素敵だけど、
中年のベッドシーンなんて誰が喜ぶんだ?
みたいな意見は日本ではあるかもしれないけど
中年だろうと老年だろうと
人間として素直な欲望がちゃんとあるうちは
それは人間の行為なのだから
バカにしたもんじゃ無いと思うんですよね。
平均寿命が伸びて、離婚率も高い今、
中年の恋愛もちゃんと描く映画が必要ですわ。
それに、中年はもう中年だから逆に恐いものは無いんですよね。
私はグロリアみたいに責任のある仕事はしてないので
経済的には誰かに助けてもらいたいと言う媚がある。
グロリアの様に胸張って男を振れる勇気があれば
逆にいい人とめぐり合えるかもしれません。
ちょっとガンバってみよう。
老いらくの恋の教本?!
二人共若くないだけにキスやベッドシーンが逆に生々しい。ある種の怖いもの見たさ(笑)で見てしまう。だけどグロリアにも男にも共感は出来ない。自分の中で何か完結してしまっているもの同士の恋愛ってやっぱりむずかしいんだな、と勉強させられた気分。最後、クソ女と言われながらもとったグロリアの行動には羨ましさも感じた。まァ現実には捕まるかもね。
弾けている
日本では女性が自由に恋愛を謳歌する作品、特に中年女性ものは嫌悪されますが、南米というお国柄なのか、中年女のベッドシーンまでもがきちんと描かれています。
ベッドシーンどころか、気がついたらヤリ捨てされてたとか?
でもグロリアさんは、そんなことに臆することはありません。弾け、ぶっ飛び、好きなようにします。
恋愛に限らず、一見惨めに見えても自分の好きなようにするって「良い人生」だと思います。
解放感あるラストもまた、良いですね。
50代の恋愛映画も必要
この映画の凄いとこは
58歳のグロリアと相手の男性、
多分60過ぎくらいの男性とのベッドシーンを
ごまかさず、ちゃんと映像化してるところ。
アメリカは厳しいみたいですが
フランス映画、イタリア映画、あと南米映画も
わりときちんとベッドシーンを映像化してるのが多いっすね。
それも「グロリアの青春」の様な中年同士のもの
臆せず映像化する所が凄い。
確かに若くて美しい俳優同士のベッドシーンは
観てても素敵だけど、
中年のベッドシーンなんて誰が喜ぶんだ?
みたいな意見は日本ではあるかもしれないけど
中年だろうと老年だろうと
人間として素直な欲望がちゃんとあるうちは
それは人間の行為なのだから
バカにしたもんじゃ無いと思うんですよね。
平均寿命が伸びて、離婚率も高い今、
中年の恋愛もちゃんと描く映画が必要ですわ。
それに、中年はもう中年だから逆に恐いものは無いんですよね。
私はグロリアみたいに責任のある仕事はしてないので
経済的には誰かに助けてもらいたいと言う媚がある。
グロリアの様に胸張って男を振れるになれば
逆にいい人とめぐり合えるかもしれません。
ちょっとガンバってみよう。
カルチャーショックあり
グロリアは1981年生まれのわたしの母と、同世代と思うのね。そう思って見るとね、クラブで出会ったその日にやっちゃう♥︎とか、やさぐれて夜中に酔っ払って知らん男といちゃついて挙句は砂浜で目覚めるとか、ありえやん!てドン引きしたよね。
お国柄?とかいろいろ考えたよねー。
今まで縁がなかったアルゼンチン(やったっけ?チリ?)の文化に触れたい、ってのも観る動機ではあったので、よいカルチャーショックとしておくけれども。
あとねぇ、毛のない猫が初めは気持ち悪くて仕方なかったんやけどだんだんかわいく見えてきて、不思議!て思いました。
ロドルフォはじいさんすぎるやろとか、つか嫁と娘との関係がうざそうとか、いろいろ気にはなったけど、楽しめたっちゃーたのしめたよ。親子関係が割にドライっつーか、親も子も、自立してる感じが、日本にはない感じて、良いと思った。
還暦前の裸体も堪能さしてもろたしね。潔く脱いだねー。下着は気合はいってなかったね。実用的が一番よね。
浜辺から帰って全裸でベッドの上で放心しているところが一番面白くおもいました。リアルな脱力っぷり。
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