猫侍のレビュー・感想・評価
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ドラマのときから気になっていた
猫はなにも語らないのにその佇まいがいい…。そして、一見こわもてな侍、北村一輝さんのその渋い声で言うギャップもいい。お話としては最後のハッピーエンドがうれしかったけど、一緒に観た人には不評だったな。
意外と楽しめる
主人公の見た目とモノローグのギャップがこの作品の肝。往年のお侍も案外こんなんでは、と思わせる時代劇コメディーの新ジャンル。猫の魅力がもりだくさんというわけではないので、猫にこだわらずこの手法を発展させた映画がみたい。
生きづらさというものは人だけではない
ドラマは全然観ていなかったのですが、映画だけでも十分理解出来る内容でした。
最初はギャグ、癒やし、猫好きの映画と思っていたのですが。
話が進むうちに主人公が浪人になった理由とか、色々とわかってきて奥が深い話だなあと思ってしまいました。
浪人という身分からなんとか抜け出したい、だけど仕官をしようとしても受けつけてもらえない、その理由を知った時には、だったら侍をやめればいいじゃないかと思うのですが。
それができないところが、人間で武士である証みたいなものかなあと思ってしまいました。
猫はのんびりと好き勝手に生きているように見えましたが、雨の中を帰って来る姿に思わず、必死に生きてるな、主人公と同じだなと思ってしまいました。
相川の親分のセリフに本当は、お見通しだったの、思わずにやり。
米沢親分とのやりとりも、楽しかったです。
結局のところ、犬も人も猫も、皆何かしら背負ってるし,悩みもあんだなあと。
ただの癒やし映画だとは思えませんでした。
ドラマを知らなかったから新鮮?(^_^)/
ドラマから映画になったとかで・・・ドラマを知らなかった私。劇場で初めてこの作品を見ましたが、とっても楽しめました。ドラマから入った方はドラマのほうがいい!って言っているので、今度はドラマも見てみたい。ファン集客には戦略としてはいいと思います。テレビCMなどあんまり宣伝を見なかったので、公開まで気づかなかったです。北村さんが好きなので北村さんを見に行きたかったのですが、猫の玉之丞にも魅了されました。シュールでなんともいえない侍のつぶやきが笑いをそそる。コメディーをいい役者が全力で演じていると思ったら笑えてなりません。猫と北村氏で個人的には気に入った作品です。
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