風の谷のナウシカのレビュー・感想・評価
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この名作、はじめてまともに見ました。今までどうも安田成美の調子外れ...
この名作、はじめてまともに見ました。今までどうも安田成美の調子外れの歌声が邪魔をしていました(笑)
圧倒的なヒロイン力。これは男子は皆味方になってしまいますね。宮崎アニメの原点、これにあり。肩に小動物も定番ですね。
虫嫌いとキノコ嫌いの方にはオススメしません。トラウマとなる可能性あり(笑)
十数年ぶりに見るナウシカ
幼少期に異世界ファンタジーとして見ていたナウシカ。
大人になった今見ると印象は全く変わった。
砂漠に没した舞台は異世界などではなく、行き過ぎた産業に工業主義の成れの果て。
砂に見えていたそれも、実は砕け散ったサビとセラミックだった。
あれはおとぎ話などではなく、現代社会の風刺だ。
巨神兵を始めとした負の遺産も、現在の原発などに置き換えると見方は全く変わってくる。
深いメッセージ性を内包した世界観は今の見ても全く色褪せない。
それどころか、むしろ今だからこそ身につまされる。
演出面でも至る所でセンスを感じる。
パンを多用しての壮大な風景描写、キャラクターのアクション、巧みに視線誘導するコンテ。
それら全てが今の目で見てもハイレベルだ。
そろそろコミックにも手を出すべきだろうか?
ナウシカの真のエンディングを見届けたい。
やっぱこういう不思議な生き物や化け物出るのがジブリだな。 メッセー...
やっぱこういう不思議な生き物や化け物出るのがジブリだな。
メッセージ性が強すぎて終始暗いし真面目だから面白かった〜とは思わない良い映画だなと思う。
ランランが耳に残るのは毎度のこと
何度観ても良いものは良い
世代を超え「ナウシカ、テレビでやってる~懐かしい!」と言われないのはきっと定期的に放送してるから 笑
初めて観たのもテレビでした。今後も生まれてくる子供達も初めて観るのはテレビでしょう。
難しいことはさておき愛し愛されるべき作品だと思います。
王蟲のプラモデルも作った。ナウシカのフィギュア付きで・・・
「原作の方が良かった」なんてコメントしている人が多いけれど、このアニメ映画が公開された当時はコミックは1巻しか出ていなかったので映画の方がむしろ原作と言えるのかもしれない。はっきり言って、コミックと映画は別物であると考えた方が良いでしょう。
この『風の谷のナウシカ』は、私の中では宮崎アニメの最高峰であります。『ラピュタ』は他人の原作をそのまま借りた映画だし、『紅の豚』や『魔女の宅急便』は若手を育成するために製作されたものであります(宮崎らしさを感じられない)。
1984年、リアルタイムに封切り映画を観たのですが、今までのアニメ映画の概念を打ち破るほど衝撃的でした(手塚治虫の『クレオパトラ』も衝撃的だったか・・・)。それまでの『カリオストロの城』や『未来少年コナン』のようにロリコン趣味の女の子ではなく、明らかにグラマラスなナウシカは大人好みの女性でした。しかし、当時は「え~~虫好きの女の子かぁ~。結婚したら虫と一緒に暮らさなきゃいかんのかな~、しかも人殺してるし・・・」などと真剣に考えたりしました。それから、ナウシカ・ノーパン説も友人同士の議論の対象になりました(笑)
テーマとしては、「自然(植物)と人間の共存」「核兵器廃絶」と重いものでありながら、ナウシカのヒロイン像を如実に表現した完成度の高い作品です。映画館で観たときには、久石譲の音楽はそれほど良いとは思わなかったのですが、ビデオを観るときにイヤホンして聞くと味わいが出てくる不思議な魅力がありました。
このアニメは20回くらい観たのですが、一時期嫌いになったこともありました。
そう、そうなんです!
あのオウム真理教の麻原が推薦映画として宣伝に使っていたからなのです。
当時のオウム事件の記憶がある人ならわかるのでしょうが、最後の台詞覚えてますか?
ナウシカ「王蟲、ありがとう」
ですよ。。。。その他にもこの宗教団体が利用したと思われる部分がありました。かなりショックで、最低1年に1回はこのアニメを観ていたのに、オウム事件後は1度しか観ていません(それもオウム関連の言葉を探し確認するために・・・)。
【1984年3月映画館にて】
【2020年6月映画館にて】
追記:たった今36年ぶりに映画館鑑賞してきました!
地上波では多分カットされてた細かな部分もチェック。そんなことより、観始めてから、すぐに涙があふれてきて、どうしようもない。「姫様~マスクしてくれ」
無意識という名の腐海
10年ぶりくらいに観た。ぬるぬる動く王蟲や巨神兵の作画は今もって素晴らしい。
巨神兵を使って腐海を焼きはらおうとするクシャナに対してナウシカは腐海との共生を望む。果たして腐海の正体は、人類により汚染された大地を再生させる浄化装置であった。
族長である父親によって王蟲の幼生を取り上げられるナウシカの「原光景」は精神分析的な意味での「去勢」を想起する。すなわち、意識と無意識の隔絶である。
我々の心の中にも無意識という名の腐海が存在する。無意識は時として様々な心の病を生み出す孵卵器となる。けれども、そこで重要なのは無意識の闇に理性の光を持って抗うだけでなく、無意識の闇と共存することで、その中にある豊穣な可能性を見出していく事である。本作はそういう寓話のようにも思えた。
宮崎駿監督の最高傑作のひとつ
スタジオジブリが出来るきっかけとなった、宮崎駿監督の長編映画2作目。
本作から久石譲が音楽を担当。
宮崎駿の世界と久石譲の音楽という最高のコンビが誕生した記念的な作品でもある。
オープニングの王蟲の暴走から始まり、とにかくスケールの大きな映像とストーリーに圧倒される。
原作は全7巻だけど、映画は2巻まで。
出来ることなら、原作を完全に網羅した『完全版』を見てみたい。(無理だろうなぁ~)
そして、この作品の大きな魅力のひとつ、飛行シーン。中でも印象的なのがメーヴェでの飛行。
死ぬまでにメーヴェに乗ってみたい(無理だろうなぁ~)
一死、大罪を謝す
アニメーションの動きや画面の色は、まだまだ宮崎駿の持つイメージから遠く及ばず、心象を丁寧に表す曲は幾つかあっても、時折聞こえる安い打ち込みのサウンドがノイズとなる箇所もあった。
しかし、それらを覆す圧倒的な物語に心を完全に奪われ、公開当時に観れた人々を羨むばかりだ。
ただただ眩しい。
作品に込められたメッセージはとても腐界
小学校の頃初めて観た。当時も面白いと思い何回も観たが、大人になって観ると「地球は人間だけの物ではない」という強いメッセージを感じる。
これからも子供達に見せ続けて欲しい。
安田成美さんが歌う主題歌。、何をもって主題歌なんだろ!?
劇中には一度も掛からない…。(笑)
子どものときにテレビで初めて見て、衝撃をうけた。 それから、何度も...
子どものときにテレビで初めて見て、衝撃をうけた。
それから、何度も見て、徐々にはまり、毎回最後のシーンで号泣!
好きすぎてマンガも買ったけど、難しくて挫折した(笑)
心乱されて、でも穏やかになる
子どもの時から大好きな作品。
腐海も虫たちも、人間と変わらず愛する素敵な女性がナウシカ。子どものときナウシカみたいに強くなりたいって、ひたすら思ってた(笑)
違う世界の話のようで、今の地球の未来の世界のような…不思議な感覚。
環境を乱して破壊した私たちに対する、地球の怒りを表現したような映画。
残酷で悲しくもなるし、言いようのない不甲斐なさも感じるけど、オウムやナウシカ、それぞれの人間たちの思いや優しさで心温かくなる。
それぞれ考え方や方向性も違うけど、みんな自分たちの生活を良くしたい守りたい。何が正義か、何が悪か、この映画を見てるとわからなくなる。
だからクシャナもその部下たちも、飛行艇?で生活する人たちも、やってることは最悪だけど嫌いになれない。
色々考えるキッカケになるからこの映画が好き。
何故か惹かれる
小さい頃から何度も観ていて、虫が嫌いだしそんなに好きな作品ではないのに、何故かまた見てしまう不思議な作品です。腐海に脅かされ、厳しい環境に置かれた人間たちが、利己的に争いあいます。序盤から他国の姫が死んだり、ヒロインであるナウシカが人を殺したり、おうむを怒らせるためにおうむの子どもを見せしめの餌にしたり。ジブリの中でもかなり残酷なシーンが多いところが、逆に極限の状況に置かれた人々のリアルっぽいからかなぁと思います。
もののけ姫との差とは
同じ環境問題や自然との共存をテーマにした作品として、もののけ姫と比べてしまいます。
最大の違いはクシャナ姫とエボシ御前。
クシャナ姫は極悪キャラで「オームぶっ殺せ」的な感じなんですが、エボシ御前は基本立派な人で、村を住みやすくするための一つの手段として山を焼くことを選択しています。(ダークサイドに堕ちてる感はありますが)
現代の我々に課せられた問題として、もののけ姫の方がすんなり入れました。
ナウシカは作品としては、現代の我々のせいでこんな悲しい未来になっちゃったよー、と説教されてる感じですね。
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