バツイチは恋のはじまりのレビュー・感想・評価
全4件を表示
うーん…
イザベルがジャン・イヴに対してひどすぎる。
最初から(せめてジャンが歯医者に来たときに)ジンクスのために結婚&即離婚したいのだと説明すればよかったのにそうせず、
ローン組んでまで植毛してる頭髪に脱毛クリーム塗らせたり、棚を倒したり、嘘の出会いを語って他人のジャンへの信頼を壊したり、笑って済ませる範囲を越えてる。
おもしろくするためのハチャメチャだったのかも、でも動機が自己中な上に、他人にそこまでするかってことの連続でひくというか、許容範囲を超えてて不快だった。
最後にピエールが登場したのは、情緒不安定女に出会い、とするためだろうけど、あそこで登場するべきはイザベルとジャンでしょ…
なにゆえ厳格な母を持つピエールがクリスマスに自分の家族じゃなく、突然振られた10年来の元カノの家に行くの…変だよ。
それよりもイザベルとジャンが登場して、私もこの2人みたいに幸せになろう!ってする方が自然だと思う。
男には災難。
公開時、あまりの上映時間の酷さに観逃した作品だったのだが、
なるほどその理由が分かった気がした今回の鑑賞だった。
何なんだこのクソ女は!?(爆)我儘も大概にしろ!と思ったのが
美貌才女D・クルーガーが演じるイザベル。家系に存続されている
一度目の結婚は離婚に終わる!というジンクスに倣い、好きでも
ない男をたらし込み結婚→離婚するのを姉妹揃って計画するとは。
そして運悪く夫役に選ばれたのがD・ブーンが演じるジャン=イヴ。
いわゆるオッサン顔に職業も旅行雑誌編集と今ひとつパッとしない
彼を強制的にたらし込んで見事に結婚。さぁ即離婚となるはずが…。
ブラック(ラブ)コメディに運びたい製作陣の意気込みとは裏腹に、
ダイアン自身がこの役に合っていないうえ彼女の行動が笑えない。
歯科医の彼がめっぽうイケメンで非の打ちどころのない性格、更に
彼女の悪企みに全く気付かず、笑顔で送り出しては当のジャンとも
仲良く握手してしまう始末。何なんだよ、この男アホなのか!?
笑えぬコメディはさらに悪行を増し、どうなるんだ一体?と思った
ところでやっと(予想通りの)結末を迎えるが…。
その歯科医の彼に黒い要素は最後まで出てこない。のが目新しく、
じゃあどうするのかと思った辺りで意外なハッピーエンドを迎える。
(一体何がやりたかったのかと思う作品。エンドロールはNG集)
マサイ
思ったよりも壮大な結婚の旅で、映像的にも美しかった。
個人的には本命のイケメンの方をキャラとして気に入ってしまったので、その彼とくっついたまま離婚相手も誰かと幸せになってほしかったけど、まあしょうがないか。
最後に彼も全然傷付いてなさそうな描写があって救われたし(笑)
コメディとしての笑いどころも多く、良いロマコメだったと思う。
回想という設定も活きてた。
イザベル酷いよ!
「一度目の結婚は失敗する」と言うジンクスのある家族。“幸せな二度目の結婚“をゲットするために、『失敗するための一度目の結婚』をしようとした女性をめぐるドタバタ劇。この日は『ウィークエンドはパリで』とハシゴ。『ウィークエンドはパリで』の方は予想を外された内容でしたが、こちらは予想通りの物語。ホッとしました(笑)。
面白いのが、偽装結婚を図るイザベルとその被害者?のジャン=イブは、“今”の時間軸には出てきません。過去にあった事として語られる物語での登場。“今”の時間軸には、イザベルの家族しか出てこないんですよね。面白い作り方です。
それにしてもなぁ。イザベル、酷いよ(苦笑)。あんな女性は嫌です(怒)。それに対して、ジャン=イブは、いい人だ。なんていい奴なんだ。劇中のイザベルのセリフにも「こっちの方が辛くなってきた」とありましたが、イザベルの仕打ちは見ているこっちも辛かったよ(苦笑)。
でも、イザベル、お金持ちですね。飛行機のビジネスクラスチケットを当日購入したり、モスクワに行ったり、何だりかんだり。『ウィークエンドはパリで』の夫婦とは大違い(笑)。
さて、原題の『Un plan parfait』は、『完璧な計画』だそうです。果たしてそのとおりか否かは・・・。
全4件を表示