「男には災難。」バツイチは恋のはじまり ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
男には災難。
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公開時、あまりの上映時間の酷さに観逃した作品だったのだが、
なるほどその理由が分かった気がした今回の鑑賞だった。
何なんだこのクソ女は!?(爆)我儘も大概にしろ!と思ったのが
美貌才女D・クルーガーが演じるイザベル。家系に存続されている
一度目の結婚は離婚に終わる!というジンクスに倣い、好きでも
ない男をたらし込み結婚→離婚するのを姉妹揃って計画するとは。
そして運悪く夫役に選ばれたのがD・ブーンが演じるジャン=イヴ。
いわゆるオッサン顔に職業も旅行雑誌編集と今ひとつパッとしない
彼を強制的にたらし込んで見事に結婚。さぁ即離婚となるはずが…。
ブラック(ラブ)コメディに運びたい製作陣の意気込みとは裏腹に、
ダイアン自身がこの役に合っていないうえ彼女の行動が笑えない。
歯科医の彼がめっぽうイケメンで非の打ちどころのない性格、更に
彼女の悪企みに全く気付かず、笑顔で送り出しては当のジャンとも
仲良く握手してしまう始末。何なんだよ、この男アホなのか!?
笑えぬコメディはさらに悪行を増し、どうなるんだ一体?と思った
ところでやっと(予想通りの)結末を迎えるが…。
その歯科医の彼に黒い要素は最後まで出てこない。のが目新しく、
じゃあどうするのかと思った辺りで意外なハッピーエンドを迎える。
(一体何がやりたかったのかと思う作品。エンドロールはNG集)
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