「共感は無いけど学びはある」マイ・マザー M hobbyさんの映画レビュー(感想・評価)
共感は無いけど学びはある
クリックして本文を読む
親に対して憎悪を感じた事もなく(うっとーしいなぁはもちろんあります)、カミングアウトしなければならない事もない私なので、この映画の主人公に共感することはありません。
ただ、人から、特に親から愛されたいというその気持ちは分かるし、16歳の彼がこんなにも愛情を自分に注いでほしいと感じている事が改めて学びになりました。
現在子育て中で、毎日忙しいながらも、幸せをたくさんもらっています。楽しい事ばかりではないけれど、この子達にとって、最高のお母さんでいなければという思いは無いけれど、いつまでも大好きだと思ってほしいとは思うのです。
友達のような親になるつもりはない。
ただ、こども達がいざという時にはお母さんがいる!と心の中で支えになるような存在の母親になりたいと思う。
主人公はなんだかんだ言いながらも、お母さんの存在を心の中で頼りにしているように思う。ただ、昔のようにはいかなくて、うっとーしくも思う母へどんな風に向き合えばいいのか分からないみたい。
親の心子知らず とはいうけれど、ほんまそれ。
皆さんがレビューに書いているように、私も、ドッピングした後からの恋人同士の交わる姿を美しいと思いました。お洒落な演出だなと。
あと、寄宿舎の先生から電話が来て、母親がブチギレて、ぶちまけるところは大好き。
お母さんの想いが、ぶわーって溢れ出る。
そりゃ、女手一つで育て上げた人へ、お父さんか子供には必要って赤の他人に言われたらキレるわな。
コメントする